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サムライレポート

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世田谷区 税理士 山田公一税理士事務所の山田公一先生を取材!

事務所名 山田公一税理士事務所
住所 〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-15-14 ABCビル314
最寄り駅 三軒茶屋駅
電話番号 03-5431-3363
営業時間 24時間
事務所詳細 > 事務所紹介ページはこちら
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Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?

A.法人と個人事業主様に対して法人税、所得税の正しい税務申告、それを支える日々の正しい会計業務を行えるようご指導する。これが中心です。そればかりではなく、相続や事業承継などにも力を入れております。相続というのは税金ことがメインなのではなく、「その家の伝統をどう重んじていくかというところと、何を伝えていくのか?」というところがメインなのです。相続税といえば“税”がつくから税金の話になるのであって…相続においてもう一つ大事なのは多くの家において、奥様には相続権がないということなのです。わが国では奥様とは婚姻届のみで、義父、義母と養子縁組をしていない場合が大半ですし、統計的に見ても旦那様よりも奥様のほうが長寿ですからね。旦那様の死後、「奥様は年金だけで生活していけるのでしょうか?」というところも含めた対策を考えることが必要なのです。実は今、高齢者の方々がメインの旅行でバスの車中で相続についての講演をしてみようという計画を立てています!当然会社の利益を出していくことも大事ですが、例えば親族で後継者の居ない会社さんの場合には、優秀な従業員がいればその方を後継者にする可能性も見据えて、普段の税務と会計の業務を行っていきながらも相続や事業承継などにも接していただくようにお話しをしております。また講演、セミナーや執筆なども一連の流れですね。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A.営業エリアは特に定めずに全国対応しております。営業時間もお客様の都合に合わせて出来る限り対応しておりますので特に定めておりません。そんなスタンスですから休みは無いに等しいです(笑)

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Q.お仕事に対して特に心がけていらっしゃることは何ですか?

A.人生いかに、何に気がつくかです。理念の無い利益追求、単なる利益追求ではなく、きちんとした“理念”を持って考える事が非常に大切だと思います。ですから、ただ単に利益を出すためのお手伝いをするのではなく“理念”をしっかり持っていただくことが良い経営戦略の礎となり、それに沿って経営方針、経営戦術をたてることが可能となって、きちんとした利益が出て、正しい経営ができるようになる理(ことわり)です。そのためのアドバイスをしていこうと心がけております。この国の法人の7割が赤字というのはどうしても変だと思うのです。

Q.お客様に接する上で大切にしていらっしゃることは何ですか?

お客様に有益な情報を常に与え続けるということです。そのためにいろいろなことにアンテナを張り、お客様が関心を持っているどんな話題にも対応できるくらいの幅広い知識を身につける(ただし、無理をしているわけではありません。)ことを大切にしております。

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Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?

A.正直にいうと偶然です(笑)。大学に入学した時に、将来何をしようかと迷っていたのです。そんなある日、学食の脇に“税理士・公認会計士への道”というポスターが張ってあるのを見て、何か惹かれるものがありました。その集まりに参加しました。そこで簿記から始めましたが、同期ではなかなか自分だけ受かりませんでした。今考えると勉強のやり方を知らなかったなと思います。予習も復習もしない子だったので(笑)。そうこうしているうちに大学2年生になって後輩を教える立場になったときに、簿記の初歩に合格していない自分が実は一番にすらすら教えることができました。その時に自分はつまらない間違いばかりしていてあと一歩のところまできていたんだなということに気づきました。その後、勉強の仕方も工夫を重ねて、1科目ずつ合格を重ねて税理士資格を取れていました。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A.前に本を書いたのですが、それを改訂して出版したいと思っています。時代のめまぐるしい移り変わりによって、以前書いた内容とは異なる部分がでてきていますので書き直して出したいと思っています。また税金の事をよりわかりやすく一般の皆様に分かっていただくにはどうしたらいいかとあれこれ考えてみたときに、小説あるいは読み物にして出せばわかりやすく、すんなりと理解していただけるのではないか。とひらめきました。そういった小説形式の本も書きたいと考えています。

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Q.趣味・最近はまっていることはございますか?

A.中森明菜の歌がマイブームですね(笑)。「歌姫」シリーズや「あの夏の日」という一曲は絶品ですよ。一方、ジャズのコルトレインやクラシックではブルックナーも聴きます。あまりジャンルを問いません。読書では、塩野七生著「ローマ人の物語」を読んでいますし、山本周五郎やドストエフスキーの「罪と罰」も最近買いました。こちらもいろいろなジャンルの本を読んでいます。デイック・フランシス、ギャビン・ライアル(サスペンス小説)はご存知ですか。推理小説からでも「人が平穏と世俗からの解放を全うできるのは、自分の魂の中にひきこもるときしかない。」などというマルクス・アウレリウスの言葉を知ることができるのです。

Q.最近面白かった事、感じたことはございますか。

A.今、税理士会では租税教育にも力を入れています。小学校の公民の授業の一環です。いろいろな事を教えるのは勿論良いのですが、教え足りないこともありますし教えすぎている部分もあると感じました。今の教育では、自主性を重んじるといいながら、自主性を発揮するための「基礎」についての押し付けをやってないのでは・・・。押し付けの部分は絶対に必要になってくると思います。「けじめ」ということについては、授業開始時刻のチャイムとは合わさないで授業を始めるクラスがありました。「起立、礼」も着席のままというクラスもありました。「けじめ」があるようで、実はないのかしらと疑問を懐きました。そのようなことがまかり通れば何でもありになってしまいます。基本的には、小学校では、読み、書き、算盤(計算)をしっかりやっていればいいと思います。これらは強制です!!それらの基礎知識を「自由・自在」に使いこなせるようになって始めて「自由」を手にすることができるのです。そうでなければ自主性も何もありません。「自由・勝手」になりませんように。

Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?

A.座右の銘は沢山ありすぎてこれだ!と決めることは出来ないですね。もっともそれでは座右の銘ではありませんが・・・(笑) 私の事務所のホームページで思うところをいくつも掲載してありますので、ご興味がわきましたら是非(実は長文ですから)覚悟してご覧になってください。

Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします

A.「自分を磨きましょう!」といつも自分にも言い聞かせています。

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

A. 世田谷区の税理士会世田谷支部には税理士が300名近くいます。当事務所は、そのうちの一事務所、三軒茶屋駅の近くです。生活の身近な相談相手としてご利用ください。
「本当に儲けたいと思うなら」より質の高い商品の提供をしようとする気持ち、ごまかさない心が 『経営発展の基礎』です。でなければ、お客様からの信頼など受けられないと思います。経営発展のために、経営者の皆さんが考えていることの一部を共有してみたい。そんな思いを懐いています。

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