横浜市 社会保険労務士 社会保険労務士法人D・プロデュースの飯田剛史先生を取材!!
事務所名 | 社会保険労務士法人D・プロデュース |
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住所 | 神奈川県横浜市中区相生町1-15 第二東商ビル5F |
最寄り駅 | 関内駅(JR線)・日本大通り(みなとみらい線) |
電話番号 | 045-226-5482 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
事務所詳細 | > 事務所紹介ページはこちら |
Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、先生の得意分野を教えてください。
A.主に中小企業や上場準備企業を中心に賃金制度、人事労務制度の構築支援を行っています。また、定型業務としては、社会保険、雇用保険の資格取得・喪失手続きや給与計算手続きのアウトソーシングも受諾しています。制度構築支援については、会社の規模によって人事労務制度の構築の仕方が変わりますので、比較的従業員数の少ない会社様に関しましては社長が相対で従業員の方との面談をすることを推奨しています。これはどの会社にも当てはまることなのですが、今一番悩んでいるのは“人”の部分なんです。ビジネスは利益を生みますが、そのビジネスを生みだすのは人です。売り上げうんぬん…というのではなく社員の方みんなが満足して働くことこそが売り上げを上げる近道です。そのためには社員全員に経営者様が「自分の会社がどこに進むべきなのか、どこを目指そうとしているのか」(経営理念や経営目標)ということを分かりやすく伝え、社員の方がビジョンを明確にして、会社と同じ方向を向いていることが確認できれば自然と売り上げは伸びていきます。なぜなら、組織のあるべき姿がそこにあるからです。また、金銭対価だけでなく、働きがいが第一になる、働くことそのものが第一になってくれば働く側にとっての満足度が高まります。そのための制度構築の支援を得意としております。期間としては制度構築に1年、運用、改善を繰り返して会社独自のものにするのに1~2年ですね。後は、当事務所が他事務所よりは平均年齢が若いということも売りの一つになるのかな(笑)?!「フットワーク軽く」・「レスポンス良く」という部分はいつも心がけているところですね。
Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。
A.営業時間は9:00~18:00、土日祝祭日はお休みです。営業エリアは基本的には関東で、一番遠いお客様でも山梨ですね。やはり横浜が中心となっています。
Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?
A.経営者様が何を望んでいるのかを的確に把握する事、把握している以上のものを提供する事ですね。例えば給与計算でも、やりやすい仕組みなのか、間違いなく行なわれている事なのか等の問題が出てきますが、それを上回るものを提供したいと思っています。そのために大切なのはコミュニケーションなので、基本的には月に1回は訪問させていただき相対で面談をして、電話だけでは伝わらないニーズを直に汲み取ることを心がけていますね。
Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか?
A.身だしなみをきっちりしたり、挨拶をしたり、笑顔を絶やさなかったり…ごくごく普通の社会人マナーですね。普通にできてあたりまえなのですが、世代によって認識がまるで違いますよね。よく「最近の若いやつは…」という言葉を耳にしますが、しっかりとしたマナーを次の世代に伝え切れてない部分も原因としてあると思うんです。それはコミュニケーション不足の表れですよね。その間に入って世代間の橋渡し的存在となることも心がけていることですね。
Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?
A.金融機関で10年程サラリーマンをしていたのですが、その時に社会保険労務士という資格を取りました。どうして独立したのかと言うとですね。。。私がサラリーマンの時に強く感じたことなのですが、どのような組織でも、人間関係で成り立っていると思うんです。社会保険労務士という仕事は人間関係の核の部分を見る事ができる仕事なので、私も勉強できるのかなと思ってこの仕事をやってみようと決意しました。もっと本音を言うと、少し将来が見えすぎたのも嫌になってしまったのかな?と感じています。つまり、20年後・30年後の自分が見えてしまった(予想できてしまった)ということですかね。今はつらいことも多いですが、自分や仕事をしている仲間と共に発展的拡大ができていると実感できることが何よりもうれしいですね。
Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。
A.横浜市で一番になりたい!という想いがあって。立ち上げて3年目に入ったばかりなので、この調子で5年後の平成20年、平成25年、平成30年の目標を立てています。そのなかには色々なお客様を支援したいという想いもありますし、横浜に根付きたいという想いもあります。横浜で一番になれば、おのずと神奈川でもそれ相応の存在になりますからね。今は地域密着型で、できれば横浜を中心に展開していきたいなと思っています。それと法人ですから支店が作れますので、横浜の次にお客様が多い山梨に支店を作りたいですね。
Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか?
A.横浜に根付きたいという想いが根底にありましたので、横浜か関内と決めて探していました。ここは海にも近く、昔からの観光地やお店もたくさんあってとてもいいなぁと思ったんです(笑)横浜スタジアムも目と鼻の先でロケーションが好きですね。交通の便もいいですしね。船の汽笛が聞こえてきたりして事務所にいながらにして横浜を満喫してますね。
Q.趣味・最近はまっていることはございますか?
A.映画を観たりするのが好きですかね。ホラー以外は全部見ます(笑)最近観たのが先輩の社労士先生に強力プッシュされた“めぐり逢い”という1957年に公開されたケイリー・グラント、デポラ・カー主演の白黒映画ですね。すごく良かったですね!また、神奈川県や横浜市から委託され、保育園や介護施設などの社会福祉系施設を第三者の目から見る仕事もしているのですが、子ども達や日常的に子どもたちに接している方々とお話する機会が多いのでそこから「人材育成」について学ぶ事も多いですね。
Q.最近面白かった事、感じたことはございますか。
A.最近、セミナーのパネラーとして「行列できる相談所~社労士版~」をやったんですよ。テレビでやっているようなものの社労士版ですね。今までは他の社労士の方の解雇に対する考え方や、社長とどう接するか等あまり聞く機会がなかったんです。なので、「行列~」をやった事によって色々な先生の考え方がリアルにみることができましたので、いい勉強になったなと感じました。また、最近強く感じることといえば、財務と非財務というのがあって(売り上げと人のことを主に指すのですが…)、両方必要でありながら両輪でやるのが非常に難しいんですね。だからどうしても経営者の方は売り上げに目がいってしまうのですが、人に目がいく商売もあるんです。一例を挙げると個人経営の飲食店がそれにあたります。「この店長についていきたい」ということで人が集まってくる。やはりこの業界のトップになるのは人の魅力が重要なんです。勉強になるなぁと思いながら飲みに行っているんですけどね(笑)
Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?
A.自分を含めてなんですが、「誰にでもできるけど、誰にでもできない事」ってあるじゃないですか。毎朝走るということにしてもそうですが継続するということ自体が非常に難しくて、途中で挫折してしまう人もいますよね。意地になるというわけではないのですがそういう“誰にでもできるけど誰にでもできない”事を継続していきたいなと思っています。「継続は力なり」ということですかね。
Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。
A.私はサラリーマン時代には総務や人事等の実務を経験した事がなかったのです。だから、一つの作業をにしても初めてする仕事だらけでした…。このような経験を経たせいか分かりませんが、今でもお客様に育ててもらっているという意識が強いんです。なので、お客様と一緒に育っていこうという気持ちでいることがいいかなと思います。知らない事はいけないことなんだ!と気を張っちゃうことってあると思うのですが、知らない事は知らないと素直に言える勇気も必要だと思いますね。次きちんと知ればいいんじゃないかと思います。あとこれは私自身の経験からになってしまいますが、合格を目指すならばどんなことがあっても毎日机に向かうことだと思います。週末で一気にと思ってもダメなんです。ちょっと生意気で申し訳ありませんが、少しの時間しかなくても毎日机に向かうことで私は合格したような気がしますね…。
Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。
A.まだ立ち上げて3年目の事務所ですが、気持ちだけは十二分にもって頑張っていきたいと思っています。将来の事務所の理想を具現化したかのような明るい事務所ですので、ぜひお気軽にご相談ください。