Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか？

業務としては、特許出願、実用新案登録出願、意匠登録出願、商標登録出願の他、外国出願も行っています。外国出願は、依頼があればアメリカ、中国、韓国、台湾、東南アジア諸国、ヨーロッパなどの地域にも対応しています。また、特許の業務分野に関しては、電気、機械、化学、バイオなどの分野があり、弁理士の先生にはそれぞれに専門分野があります。私が専門としているのは化学、バイオ分野になります。電気、機械に関する業務も行っていますが、当事務所の強みでもある化学、バイオ分野に関する業務ではより深くお客様のご提案を理解してアドバイスすることができますね。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

Ａ．営業時間は平日の9:00～18:00です。ただ、お客様のご都合もありますから、あらかじめ連絡をしていただければ、営業時間外でも対応しています。休日は暦通りです。

Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか？

A. お客様のご提案を聞いて疑問に思ったことがあれば、曖昧にせずきちんと質問をし、お客様の考えをしっかりと理解した上で特許出願などの業務を進めていくようにしています。疑問点をそのままにして業務を進めてしまうと後で必ず火を噴くことになり、気づいたときには取り返しのつかない状況になっています。そのような状況にならないためには、疑問に思ったことなどは出願の際にお客様に確認を怠らないことが大切だと思います。

Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか？

A.仕事に対して大切にしていることと同じになりますが、お客様の考えをきちんと理解してあげることです。またお客様の考えを聞いていると、ここはこうした方がいいのではないかと思うこともあります。そのようなときにはこちらからアドバイスをすることもあります。ただその際は、こちらの考えを押し付けてしまわぬように気をつけています。人にはそれぞれ違った考え方があるので、あくまでもお客様の考えを尊重して、肉付けするようにしています。
また、発明で相談にいらした方には必ずサンプルを作るようにアドバイスしています。頭の中の考えを一度形にすることによって、足りない部分などが見えてきてより良いものを作るきっかけになるからです。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A. 以前は技術開発系の仕事に従事していたのですが、独立したいと常々思っていました。独立・開業して技術職としての経験を活かすことができる職業には建築士、技術士、弁理士などがあるのですが、私はその中から弁理士を選択しました。弁理士を選んだ理由は、特許に非常に興味があったことと、特許の仕事をすることで常に最先端の技術を学ぶことができるという点ですね。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

Ａ．日本の中小企業の活性化にもっと貢献していきたいですね。日本の中小企業にはみなさんがまだまだ知らない素晴らしい技術が数多くあります。中小企業が活性化すれば日本の産業はもっと活性化していくことでしょう。

Q.事務所に対してのお気に入りなどは御座いますか。

Ａ.アクセスがいいことですね。五反田駅はJR山手線と都営地下鉄浅草線が利用できますので都心に行くときに便利です。

Q.趣味・最近はまっていることは御座いますか？

A.趣味はテニスと漫画を読むことです。テニスは始めてから10年くらいになります。きっかけは、やってみたいなと思い、スクールに通い始めたことです。勢いよくボールを打って決まると気持ちいいですよ。スマッシュが決まれば最高ですね。漫画は、作者の発想や表現力を凄いなと思いながら読んでいます。普通の文章は私にも書くことはできますが、構想を練ってストーリーをビジュアル化することは誰にでもできることではないですよね。

Q.最近面白かった事、感じたことは御座いますか。

A. 最近の若い方のファッションを見ると、ユニークなファッションの方が多くて、見るたびに「今はこういうものが流行っているのか」と思います。新たな発見があっておもしろいですね。特に興味深い点は、若者のファッションは自分のファッションとしては受け入れがたいところもありますが、全体的に見るとファッションとしてちゃんと成立しているんですよね。それぞれに理想像があり、主張があってそれを体現している点が面白いですね。

Q.座右の銘、好きな言葉はございますか？

A. 誠実という言葉です。仕事で大切にしている疑問点などは曖昧にせず、きちんと解明していくという作業も、この言葉に基づいています。

Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。

A．自分から動き出さなければ何も起こりません。興味を持ったら勉強を始めるなど、とにかく行動することが大切です。しり込みせずに飛び込んでみてください。

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

Ａ．お客様の発明がより良いものになるために。また、お客様に新しい発見を与えられるようお客様の考えを深く理解し、的確なアドバイスをすることを心がけている事務所です。お客様一人ひとりに対し誠実にご対応させていただきます。アイディアは誰もが持っているものです。それを宝物とするか内にしまいこむかで未来は大きく変わってくると思います。何も難しくはありません。アイディアを形にする…ただそれだけでいいんです。そのお手伝いをぜひ我々にさせてください。