Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか？

Ａ．「日本の中小企業を経理事務作業から解放する」ことを目標にしています。いままで企業が経理事務にかけていた作業時間とコストを、３ヶ月間で半分以下にするお手伝いをしています。年間の経理コストを300万円以上削減された企業や、経理の人員を半分にした企業もたくさんあります。具体的には、経費精算をキャッシュレス化したり、伝票を書かずにＩＴツールを使って会計処理を自動化していきます。高額な業務システムを導入する必要はありませんから、小さな会社でも簡単にできて、スグに効果がでています。経理事務を効率化したいと考えている経営者にとても好評です。顧問契約をしていない企業様に対しても、３ヶ月間限定で経理合理化だけのお手伝いをさせていただくケースも少なくありません。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

Ａ．顧問契約をさせてもらっているのは基本的に２３区内の法人企業様です。その他、経理業務の効率改善サービスは、首都圏を中心に行なっています。前述の『経理がよくなるワークフロー™』は全国のお客様に使っていただいております。営業時間は9：00～17：00で、休日は土日祝日です。

Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか？

A. 「成長する意欲のある中小企業に対して、その成長過程に応じて、経理財務面を中心に経営に役立つ情報を提供し、中小企業の成長発展に貢献する」ことを経営理念にしています。そのために、経理事務は合理化して、業績確認や資金繰りのチェック、異常値の検証に重点を置き、経営者にタイムリーにわかりやすく説明することを事務所の方針にしています。

Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか？

A. 「誠実さ」、「スピード」、「わかりやすさ」、「シンプル」です。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A.大学を出てから外資系保険会社で情報システムの仕事をして、業務の効率化とシステム化の考え方を学びました。その後、監査法人で経理業務のコンサルティングを行っていました。さらにその後は税理士事務所に勤務しながら税理士の資格をとり、事務所を開設しました。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

Ａ．最近、会計だけではなく販売管理や生産管理などを含めた業務システムのご相談が増えてきました。会計事務所が使いやすい会計システムを勧めている時代ではなくなったということだと認識しています。残念ながら中小企業にはシステム管理者がいないので、システム会社の言いなりのまま高いハードウェアやソフトウェアを購入しているのが実情です。そこで、会計を含めた業務全体の効率がよくなり、かつ費用対効果を考えて絶対にモトが取れる業務の仕組みづくりをお客様と一緒に取り組んでいます。『経理がよくなるワークフロー™』もその中の１つです。中小企業の業務の生産性を向上させていくには、ＩＴ化が欠かせません。これからも会社の規模にあったＩＴ化を提案していきます。

Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか。

Ａ．事務所のスタッフは、税理士、中小企業診断士、システムエンジニアのレベルの高いメンバーばかりです。事務所内の仕事も徹底的に合理化していますから、スタッフはお客様の仕事にパワーを集中させることができます。

Ｑ．趣味や最近ハマっていらっしゃることは何ですか。

A.そうですね、本を読むのが好きです。ビジネス書を中心に年間１００冊ぐらい読んでいます。興味があるテーマの本をアマゾンなどでまとめて買うので、自宅の本棚に入りきらず、家族から迷惑がられています（笑）

Q税理士になられて良かったこと、嬉しかったことはございますか？

A. たくさんの企業経営者とお会いできるチャンスがあるので、自分の人生にとっても良かったと思います。毎日勉強させてもらっています。

Q.これから税理士を目指している方々にメッセージをお願いします。

A．会計処理はコンピュータ化とアウトソーシング化が進み、記帳代行や決算申告業務の相場は年々値下がり傾向にあります。これからの税理士には、経営・財務・税務などの専門性の高いサービスが要求されると思います。

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

Ａ．最近、ビジネス環境が急激に変化しています。経営にスピードが求められ、利益を出すのが難しくなりました。どうか経理事務にこれ以上貴重な時間とお金をつかうのはやめて、本業に資源を集中させてください。そのために、まずは経理作業を半分以下にしてください。お困りの際は気軽にご相談ください。