Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか？

A.必ずお客様の所へ伺い、そこで月次決算をまとめるというスタイルをとっています。ですから基本的に日中は事務所におりません。ソフトもパソコンも持ち歩き、その場で試算表を出して社長にご説明をします。現在、公益法人改革がありまして、来年の12月に新たな三法案が施行されます。現在、この法案への対応のための相談・指導も行っております。また、特殊なものとして某省の職員の税務相談も行っていまして、いつでも私の携帯に相談の電話が掛かってくるようになっています。その他にも作詞・作曲者の税務相談も行っており、著作権の評価が出てきますので、かなり特殊な相続や所得税の申告も行っています。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A.営業エリアは一都三県です。営業時間は、自宅も近いですので、基本的にはいつでもご対応できます。

Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか？

A.この仕事はサービス業だということです。私どもの事務所の特色としては、単に月次をまとめるだけでなく、中小企業で大切なのは資金繰りですので資金繰りの計画表を作成しています。

Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか？

A.自分中心ではなく、お客様のニーズに合わせてお仕事をするということです。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A.妻の義父が会計士で事務所を持っていたので、結婚したらすぐに税理士の勉強をさせられました(笑)資格を取って会社を辞め、税理士の道に進むことにしました。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A.大きな会社組織にするつもりはありません。株式会社ではなく会計事務所なので、基本的には自分がやらなくてはいけないと思っています。

Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか？

A.自宅から近いので、お客様の時間に合わせられて融通が利くというところですね。

Q.趣味・最近はまっていることはございますか？

A.スポーツ観戦です。東京ドームに近いので、たまに野球を見に行きます。

Q.税理士になられて、良かったことや嬉しかったことはございますか？

A.数字に出てくるということです。一般の会社の経理をしていても、どんなに頑張っても数字になりませんよね。税理士は頑張って件数を取ればそれが結果として表れますし、お客様にも喜ばれますからね。

Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。

A.普通のサラリーマンより面白いと思います。お客様は税金のことで知らないことがたくさんありますので、その仕組みを説明してあげることによって非常に感謝して頂けます。そのような面でも、やりがいのある仕事だと思います。

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

A.お客様の立場で会計事務所を選ぶのならば、株式会社と同じような所だと身にならないと思いますので、きちんと税理士が対応する私どものような事務所の方がいいと思います。色々と他を見ていると、資格を持っていないスタッフがマニュアルで分業で行っていたり、税理士は最後の決算の時だけ挨拶をして帰るような所もあります。なので、きちんと自分に合った事務所を選ぶべきだと思います。