中野区 公認会計士 税理士 社会保険労務士 株式会社クローバー会計の阿部修先生と阿部りょう子先生を取材!!
事務所名 | 株式会社クローバー会計 |
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住所 | 〒164-0001東京都中野区中野3-23-26サンクタス中野405 |
最寄り駅 | JR中野駅 |
電話番号 | 03-5341-3040 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
事務所詳細 | > 事務所紹介ページはこちら |
Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?
A.(阿部りょう子先生):開業登録をして今年でちょうど20年目になります。先月、東京労働局長から20年間の感謝状を頂きました。当時はコンサル業よりも手続き関係が主でしたね。まずは手続きがきちんとできるようになった上で、色々なコンサルタントができるようになればいいと思いました。就業規則等の作成は手続業務と同範囲ですが、コンサルタントはその上のプラスαで、労使関係上の労働問題であったり、執筆業や講演会などの業務になります。私の場合は手続きや顧問先のご相談からスタートしています。例えば、給与計算は労働基準法が集約されたものと理解しております。会計事務所の知識も必要ですが社労士として社会保険の知識は当然ですが、労働基準法の知識が必須であることをお客様に力説しています。
(阿部修先生):法人と個人の税務を主に行っています。社労士の妻と一緒に行っていますし、司法書士との提携もありますので、連携してワンストップでサービスをご提供できるところが強みだと思います。
Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。
A.営業エリアは東京を中心に、埼玉・神奈川です。営業時間は9:30~17:30で、土日祝日はお休みです。ご連絡はお電話でもメールでも承っています。
Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?
A.(阿部りょう子先生):迅速に対応することです。これは20年前から心がけていますね。しかし20年前に比べると今はインターネットで何でも調べられますし、法律も速い速度で変わっていますので、出来る限り迅速な対応を心がけています。
(阿部修先生):相手の立場に立って考えることです。かゆい所に手が届くようにしてあげたいですね。
Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか?
A.(阿部りょう子先生):自分の意見を言うよりも、お客様のお話を聞く方が8割です。そして自分から結論を言うのではなく、お客様のお話を聞いた上で最終的にご提案をさせて頂くのが2割ですね。やはりお客様のお話を聞くことの方が大切だと思っています。また私どもの顧問先は中小零細ですので、仕事の面でのはけ口が無かったり聞いてくれる人がいなかったりする経営者の方もたくさんおられます。なので、お伺いしても仕事のお話より日常のお話の方が大きいウエイトを占めていますね。その中でビシネスの話に結びついたり、職員の労務管理の改善に繋がったりします。
(阿部修先生):よろず相談所みたいな所ですので、会計に絡まないことでもお話を聞いてあげるということを大切にしています。それが信頼関係になると思いますし、逆にそのようなお話が出来るようになっていないと、仕事だけのお付き合いになってしまいます。
Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?
A.(阿部修先生):私は、自分でサラリーマン向きではないと思い、大学を卒業して監査法人に入りました。当時、会計士はサラリーマンのような仕事ではないと思っていましたが、監査法人でやっていたことはサラリーマンのようでしたね(笑)会計士を選択したのは、もともと数字をいじるのが好きだったからです。
(阿部りょう子先生):私は会計事務所に勤めていて、主人の勤めていた監査法人にも勤めていたのでずっと会計事務所畑でした。そして主人が監査法人を辞めてゼロからのスタートで独立した際に税務を手伝っていました。そこでお客様から要求されるのが社会保険や労働保険などに関することでした。会計事務の範疇ではなかったので私が調べて手伝っていました。当時は社会保険労務士というのは社会的にあまり認知されていなかったのですが、必要に迫られて勉強し始めました。そして株式会社クローバー会計を作ったのが昭和59年で、その当時は会計事務所で株式会社というのは少なかったんです。しかし顧問先は法人が圧倒的に多かったので、会計事務所も法人になってみないと法人の問題点も紙面上だけでは分からないことがあるだろうと思い、会社を立ち上げました。
Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。
A.今後は、どんどん中身の充実した事務所にしていきたいと思っています。そういう意味でも頻繁に法律改正がありますので、すぐに対応できるようにしていきたいですね。そして今はコンピューターが当たり前の時代になっていますので、現在も行っているのですが、今後もなるべくオンラインでデータのやりとりをしていこうと思っています。
Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか?
A.中野は東西線が通っていますので、お客様に来て頂く際にも便利だと思います。また会計事務所と社労士事務所が一緒に入っていますので、お互いに情報のやりとりがすぐに出来ますので便利ですね。
Q.趣味・最近はまっていることはございますか?
A.(阿部りょう子先生):トレッキングです。今年は21座登頂しました。今年のベストは甲斐駒・仙丈岳です。トレッキングの魅力は達成感と、降りてきた時にワンカップを飲んで温泉に入ることかな(笑)
(阿部修先生):トレッキングとゴルフは妻と共通の趣味で、あとは蝶々の写真を撮ることです。私どもの子供時代は昆虫採集をいつもしていたので、その延長線上ですね。
Q.最近面白かった事、感じたことはございますか?
A.私どもの顧問先の女性が、一人でマレーシアのレストランを経営していまして、すごく頑張っているので応援しているんです。その方から冷蔵庫が壊れてしまって、何十万円もお金が掛かるから助けてくださいという連絡がありました。その冷蔵庫のリース料金は総額で43万くらい掛かるとのことで、業務用の冷蔵庫はそれくらいするのかなと思っていたのですが、手分けしてインターネットで探したら結果的に4分の1くらいの料金で手に入れることができ、彼女も涙を流して喜んでくださいました。そして、そのすぐ後に別のお客様の所に伺ってお話をしていたら、製氷機が壊れてしまったということだったので、その場で職員に連絡を取ってインターネットで調べてもらいお客様に教えました。すると、私が帰る時に入れ違いで丁度そのメーカーの営業マンが来て、結局インターネット上と同じような価格にして頂けたらしいです。私どもの仕事はまさしく何でも屋だと思いますね(笑)早く話して頂ければ、色々としてあげられたのになということが結構多いので、事前に何でも言って頂けるような関係になっていたいです。
Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?
A.(阿部修先生):相田みつをさんの『幸せはいつも自分の心が決める』という言葉です。人間の幸福感は相対的なもだと思いますね。
(阿部りょう子先生):私は青島幸男さんの本の『人間万事塞翁が丙午』という言葉が好きです。この本を読んだ時に「災い転じて福となす」じゃないけれども、人間とはそのようなことの繰り返しで、辛い時には楽しいことを思い、楽しい時にはいつか辛いことが訪れるかもしれないので締めていかなくてはいけないと思っています。
Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。
A.(阿部修先生):友達の息子が今年会計士の試験に受かったらしいのですが、受かってからがスタートだと思います。監査も税務もコンサルタントもできますので、色々と活躍できる道が開けます。まずは試験に合格しなくては始まりませんので頑張ってください。
(阿部りょう子):士業をなさるなら、若いうちの方がいいと思いますね。私どもは時間と知識を売る商売ですので、若い時はバイタリティーがあってフットワークも良いので可能性がたくさんあります。私も、辛いことを辛いと思わずに忙しく過ごしてきた気がしますし、若いうちはお金が無くても無いなりに生活してこられると思いますしね。
Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。
A.(阿部りょう子先生):私は『感謝』という言葉が大好きです。顧問先さんと一緒にお仕事ができることにも、生きた情報をご提供できることにもすごく感謝しています。皆さんとそのような繋がりが持てればいいなと思っています。
(阿部修先生):愚痴やお悩み事など何でも聞くことができますので、ぜひお気軽にご相談ください。