注：この取材当時、佐藤先生は杉並区に事務所を構えていらっしゃいました。

Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか？

A. 不動産に関する登記でいえば相続、売買、贈与、抵当権の設定、抹消などが主ですね。
会社に関する登記も最近多いです。債務整理のご依頼も増えていますね。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A. 地域密着の事務所を目指しておりますので、基本的には杉並区及びその隣接地域となりますね。ただ、自宅は杉並区周辺でも、不動産や会社が遠方、という事もあります。そういった時はエリアを限定せず、臨機応変に対応しております。

逆のパターン（自宅は遠方にあるが、不動産や会社が杉並区周辺）も同じく、対応しております。

営業時間は１０時から２０時、土日祝日はお休みです。ただ、これもお客様の事情に応じて、時間外や土日祝日も対応可能です。いずれにしても、必ず事前に予約はお願い致します。

Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか？

A. どんな仕事でも、ひとつひとつ丁寧に、じっくり取り組むことです。ひとつとして全く同じ仕事というものはありません。そして、ご依頼頂いた仕事は最初から最後まで、きっちりと自分が責任を持って関わっていきたいと思っています。これは独立した理由でもあるのですが。

Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか？

A. 一見同じような仕事でも、お客様の事情に応じて、ご提示する解決策や必要な作業というものは変わってきます。

まずお客様のお話をじっくりとお聞きし、どういった形になればお客様は満足されるのか、安心されるのか、そういったことをまずきっちりと把握することが大事だと思っています。

あとはなるべく緊張されないような雰囲気を作ることでしょうか。あまりくだけ過ぎても問題ですが、仕事とは関係ないような話も交えたりして、なるべくお客様との距離を縮めようと心掛けています。また、難しい専門用語も極力使わないように気を付けています。「分かり易く、明確に」がモットーです。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A.もともとはサラリーマンを約１０年やっておりました。法律とは全く無縁の仕事でしたが。

ただ、組織の中で働くよりも、独立して、自分の思うように仕事をやっていきたいという思いがどうしても強くなり、覚悟を決めてサラリーマンを辞めました。

もともと法律には興味があり、また、何か人の役に立つ仕事で、しかも生活に直接結びつくような、身近なサービスを提供する仕事をしたいと思い、自分なりに世の中の様々な仕事、職業を調べた結果、司法書士を選択した訳です。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A.不動産に関する登記や債務整理業務については、今後も引き続き重点的に取り組んでいきます。

会社に関係する業務でいえば、登記はもちろんの事、事業承継の問題について積極的に関わっていきたいと思っております。事業承継というと、何か大袈裟で、大企業だけの問題のように思われるかもしれませんが、実は親族だけで役員を固めているような、街の中小企業が一番関係するのです。自社株等の事業用資産をどうしたら後継者にスムーズに承継できるか、当然相続税の問題もありますので、税理士とも連携し、最適な承継計画をご提示したいと考えております。

Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか？

A. やはりアクセスですね。ＪＲ西荻窪駅から徒歩１分以内で来れますので。道も分かりやすいので、どんなに方向音痴な方でも大丈夫です（笑）駅から近いおかげで、通勤途中や帰宅途中に来られる方も多いですよ。

Q.趣味・最近はまっていることはございますか？

A. 趣味といえばサーフィンです。と言いながら最近全然行けないので、殆ど陸サーファー状態ですが（笑）行く時は殆ど千葉の北の方に行きます。なるべく人の少ないところがいいですね。サーフィンは自然のエネルギーをダイレクトに感じられ、また何もかも忘れ、全てから解放される感覚がたまりません。

Q.最近面白かった事、感じたことはございますか？

A. 感じたことは、やはりこの仕事、日々勉強だなということです。そして「初心忘るべからず」ですね。「勝って兜の緒を締めろ」もいつも肝に銘じています。何にも勝ってないですけど（笑）

Q.座右の銘、好きな言葉はございますか？

A. 「信念は人を強くする。疑いは活力を麻痺させる。信念は力である。」ですね。

Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。

A. 士業は資格を取得しないと始まりませんが、資格の取得はあくまでも手段であって目的ではありません。

司法書士は一般的に難関資格と言われていますが、だからと言って合格したら自動的にバラ色の生活が保障されている訳でもありません。これは他の資格でも同じことですが。

要はその資格を取って、自分は何をしたいのか、それをまずとことん突き詰めてみるべきだと思います。

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

A. 事務所のホームページも開設しておりますので、是非そちらもご覧ください。

「まず何から手を付けたらいいのか・・・」「司法書士って何をしてくれるの？」「費用はどれ位かかるんだろう？」まずそこからで結構です。

当事務所にご相談してみませんか。