Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか？

A.数字（主に毎月作成する試算表）の説明です。お客様に自社の現状を数字で理解していただくために力を入れています。月次の試算表や申告のための決算書はどこの会計事務所でも作っています。ただそこから先については、中小企業の経営者の7割近く（もっと多いかも知れませんが）が、おそらく自社の数字のことをわかっていないまま経営しております。でも全てではないにしろ、多くの経営者が数字に強くなりたいと思っていると私は感じています。当事務所では、その数字をどうすれば経営者に理解してもらい、経営に活かしていただくことができるのか、それに今一番力を入れているところです。決算書を経営者にわかりやすく説明できる会計事務所はまだまだ少ないので、経理や税務申告は他の事務所にやっていただき、「月次決算書（数字）の説明」に特化し、この業務だけでも契約できるような税理士事務所になりたいと考えています。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A.営業エリアは八王子を中心に往復1時間圏内の日野市や立川市などの多摩地域を対象としております。営業時間は9：00～17：00で、休日は土日祝とさせて頂いております。数年前までは土日も仕事を受けており、平日と合わせて7日間ある前提で仕事をしていたため効率が悪かったのですが、最近は効率よく業務をこなし時間を有効活用しようと、平日バリバリ働いて土日はゆっくり休むといったスタイルにしています。今ではお客様にも少しずつ理解して頂き、なぜか業績も良くなってきております。いかに今まで無駄な仕事や非効率に経営をしていたかに気づきました。それによって効率よく仕事や経営を行っていくことの重要性を考えるきっかけになり、それをお客様へ伝えたいという思いが強くなりました。

Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか？

A.お客様とのコミュニケーションを大切にしています。いま流行りのメールでの対応や簡易的な顧問契約は結ばずに、お客様と定期的にお会いしてコミュニケーションをとることを心がけています。月に一度はお客様、それも経営者とお会いし、お話するのが理想ですが、会社の規模や状況によっては難しい場合や必要ない場合もあります。ただ、そのような場合にでも年に3回は最低でも経営者とお会いし、お話しするようにしています。正直なところ、電話やメールを使って連絡をまめにしたとしても、わかることは限られてきますし、直接お会いして話をするのが、早くお互い安心できるから一番いいですよ。お客様が笑顔で帰っていくときは最高の気分ですね。

Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか？

A.本音で語り合うことですね。やっぱり中小企業の経営者は生活を賭けての経営なので、軽い気持ちでお付合いをするといったことは全くないですね。お客様を支えていきたいとの想いがあるので、時には怒鳴り、ぶつかり合うこともしばしばありますが、それはお客様のためでもありますから、本音で話し本気でお手伝いをさせて頂いております。どうせ仕事をするなら、お互いに面と向かって言い合えるお客様だけとお付き合いできるのが理想ですね。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A.勤めていた会社がバブルの影響を受けている状況の中で、このままこの会社に勤めるかどうか迷っていたときに、本屋でたまたま手に取った税理士の本を見て、これなら試験に受かりそうかなと安易に思ったのがきっかけです（笑）。最初に簿記3級の勉強から始めてお金を貯めてから勤めていた会社を辞め、試験勉強に集中するために専門学校に通い始めました。その後、税理士事務所に就職し修行しながら資格を取り、平成12年4月に独立しました。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A.いろいろと考えていることはありますが、まずは当事務所の強みを活かした業務特化型の事務所を立ち上げられればと考えています。事務所の規模は大きくするつもりはまったくなく、少数精鋭で質の高いサービスを提供できるような事務所創りが目標です。そのための準備を今しているところでもあり、半年ごとのペースで一つの考えが形として立上げていければと思っています。

Q.事務所に対してのお気に入りなどは御座いますか。

A.広々としたトイレです。ゆっくりできますから（笑）それがここを選んだ決め手でもありましたからね。また、事務所は見た目も大事だな思い、ちょっと税理士事務所らしくないおしゃれな内装にしてみたのですが。。。ただ、見た目重視で作ってしまったため、事務効率が悪すぎるので、気分転換も兼ねて近々リニューアルしようかなと思っています（笑）
（この場所を選んだ理由などは御座いますか？）
実家が山梨の上野原にあり、山梨で開業しようかと思っていたのですが、そこだとお客様も少なく、厳しいと思って東京にしようと考えたんです。しかし都心は家賃も高いこともあって、それなりの市場（八王子市は人口50万都市ですから）で一番近い八王子を選びました。まあ、どこでやってもうまくいく人はいくし、いかない人はいかないですから（笑）まずは八王子でしっかりと基盤を創り、税理士法人への組織変更も視野に入れて立川市などに支店を出せていければと思っています。

Q.趣味・最近はまっていることは御座いますか？

A.趣味は格闘技観戦ですね。はまっているのはアントニオ猪木です（笑）最近はお客様にも「元気ですかーっ！？」って挨拶しているぐらいですから。反応がいまいちで寂しい思いをしていますが（笑）「悔しいです（Byザブンクル）」って気分です・・・。

（格闘技は実際に何かやられてるんですか？）

いや、本当に見るだけです。ただ税務署とはいつも格闘はしていますがね（笑）　ここ数年は運動もしていないですし、最近は健康が気になり始めてきたので、早起きして散歩してから事務所に来るようにしています。少しずつ生活環境と体質改善をしているところではありますが、なかなか朝は起きられません・・・

Q.最近面白かった事、感じたことは御座いますか。

A.私の世代はそのまんま東のイメージが強すぎますが、その東国原知事が言った「愛のムチ条例」。私は先生に殴られて育った世代なので賛成なのですが、これって中小企業の経営者にも必要では？なんて思ってしまいました。税理士事務所に丸投げで何を言ってもやらない社長さんもいますので・・・私の指導不足でもありますけどね。

Q.座右の銘、好きな言葉はございますか？

A.やはりアントニオ猪木の「元気ですかーっ！元気があれば何でもできる！！」です。本当に元気が一番ですよ。この言葉を発するだけでも元気になれますからね。うちの事務所の宣伝文句は「社長が元気ならば会社は良くなる。その社長を元気づける身近なパートナーが野路和久税理士事務所です」からね。

Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。

A.何か人に言えるほどの人間ではございませんが「元気ですかーっ！？元気があれば税理士試験も受かる！！」（笑）

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

A.では最後ぐらいは真面目に・・・東京都の端の町「八王子市」で一番元気な税理士事務所が「野路和久税理士事務所（以下「当税理士事務所」）」です。当税理士事務所は「月次決算書の説明」を通してお客様の「元気な会社創り」をサポートする日本初の体感型の税理士事務所です。ただ頭で考えたり数字を眺めたりするのではなく、お客様とのコミュニケーションを通して、経営者自らが電卓やマーカーを使って体で覚える体感サービスをお届けします！

経営は決して頭でするものではありません、体でするものです！そうすることで、当税理士事務所のサービスが経営者の血となり肉になり、初めて元気な会社が創れると考えております。当税理士事務所へのご相談やお問合せは随時受付ておりますので、メールまたはお電話にて元気にご連絡下さい。元気な税理士野路がお客様にさらなる元気を注入させていただきます。