千代田区 税理士 谷口敏文税理士事務所の谷口敏文先生を取材!!
事務所名 | 谷口敏文税理士事務所 |
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住所 | 東京都千代田区神田神保町2-14 朝日神保町プラザ1106号 |
最寄り駅 | 神保町駅 |
電話番号 | 03-6427-1761 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
事務所詳細 | > 事務所紹介ページはこちら |
Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?
A.法人の税務をメインにおこなっております。もちろん個人の方の確定申告もしております。一般事業会社が多いですが、現在は事業を始められる方、会社を創業される方へ税務を中心としたアドバイスや、経理業務の支援に力を入れております。また、最近の流れとして、M&Aや事業承継に関する業務も増えつつあります。いずれにしましても、基本的には直接私が対応させて頂きますので、きめ細やかな対応ができるというところも当事務所の強みだと思います。
Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。
A.営業エリアは都内を中心に、神奈川、千葉などの近県です。電話やメールでのご相談はエリアを絞らず対応させて頂いております。営業時間は平日9:30~17:30とさせて頂いておりますが、お客様のご都合に合わせて時間外や土日も対応させて頂いております。
Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?
A.お客様とのコミュニケーションを一番大切にしています。「ちょっと、これ教えて」と気さくに聞いていただけるような関係作りを常に心がけています。最近、お父様が引退されるので親の事業を引き継いでいる方から、「今の先生は親の代からの先生で、今でも子ども扱いされたり、なかなか相談しにくいんですよ」ということをお聞きしました。税理士は一般的に「先生」と呼ばれることが多いですが、私は「先生」と呼ばれるのがとても苦手です。お客様には「先生と呼ばないで」とお願いしています。また、当然のことですが、お客様の個人的な部分についてもお伺いすることになりますので、信頼関係をきちんと築くよう心がけています。仕事の性質上どうしても専門的なことが多くなってしまいがちですが、わかりやすく、お客様が納得して頂けるようにご説明することを心がけています。
Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?
A.大学を出て外食産業に勤めていました。あるきっかけからこの業界を知り、税理士事務所で働き始めました。その後一般事業会社の経理や税理士法人等の勤務を経て、独立しました。最初に勤めた税理士事務所で、所長がお客様と話しているとき、「経営者として話しをしている」と感じたときがありました。お客様はもちろんですが、所長も経営者です。そのとき、経営者でなければわからない経営者の気持ちがあるのでは、と思いました。そして、自分も経営者の立場に身を置かなければこの仕事はやっていけないという思いから、資格を取ったら必ず独立すると決めていたんです。現在は自分も経営者としての目線で、少しでもお客様の気持ちを理解できるよう日々心がけています。
Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。
A.最近の事案はとても複雑になっています。個人が一人でできることは限られていますので、他士業の方を始め色々な方々と連携して、お客様のニーズに応えられるようにしていきたいと考えております。
Q.事務所に対してのお気に入りなどは御座いますか?
A.日あたりがよくとても明るいですし、駅から近いところが気に入っています。また、アクセスがいいのでお客様からも喜ばれています。この神保町界隈は学生の頃から通っていた場所なので愛着がありますし、街自体も活気があるので満足しています。
Q.趣味・最近はまっていることは御座いますか?
A.趣味は音楽です。学生時代は、バンドをやっていたりしていました。今は演奏をする機会がほとんどありませんが、時間に余裕ができたら、またやりたいと思っています。楽器屋さんも近く(御茶ノ水)にたくさんありますし(笑)。あとは料理を作ることも好きですね。もちろん食べることも好きです。最近休みの日には、なるべく子供と一緒に遊ぶようにしております。わんぱく盛りなのでワガママですが、やっぱり可愛いですよ(笑)
Q.最近面白かった事、感じたことは御座いますか。
A.最近感じていることは、時間の大切さです。独立してやらなくてはいけないことが何かと多くなりました。長時間仕事をしたり、休みの日に仕事をすることも多くなっています。それ自体はまったく苦にはなりませんが、もっと時間の使い方を考えて、密度の濃い、より質の高い仕事をしていかなければと感じております。
Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?
A.最近好きになった言葉に「察知力」という言葉があります。サッカーの中村俊輔選手が出された本のタイトルです。中村選手はご存知のとおりとても活躍されていますが、彼のあのすばらしいプレーは、目的を達成するため(サッカーの場合はゴールすること)に、状況を瞬時に、かつ、的確に判断できる「察知力」を鍛えてきたからなんです。どこにどのようにボールを出せばゴールに結びつくのかを瞬時に察知できるからなんです。私自身も税理士として、複雑な事案であっても、お客様の思いや考え、最終的にどうされたいのかを的確に察知し、一番いいパスが出せればと思っています。
Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。
A.試験は難しいですが、頑張っていただきたいと思います。そして、とにかく資格を早く取って実務に就き、自分の得意なところを見つけられるようにされるといいと思います。
Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。
A. 経営者の方には経営に専念して頂きたいという思いがありますので、経理や税務に関しては税理士をうまく使って頂きたいと思います。税理士というと偉そうで、敷居の高いイメージがあるかもしれませんが、何でもお気軽に聞いて頂ければと思います。また、決算書や税金の申告書の作成といった業務だけでなく、経営計画や今後の経営の税務会計面のサポート役として、税理士をもっと有効に使って頂ければと思います。