文京区 司法書士 安藤事務所の安藤剛史先生を取材!!
事務所名 | 司法書士安藤事務所 |
---|---|
住所 | 〒113-0022 東京都文京区千駄木二丁目34番8号 ツインパレス |
最寄り駅 | 千駄木駅、日暮里駅 |
電話番号 | 03-3821-1591 |
営業時間 | 特に定めてはおりませんので、ご連絡ください。 |
事務所詳細 | > 事務所紹介ページはこちら |
Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?
A,最近はやはり債務整理の相談が多いですね。うちは派手な広告はやっていませんが、司法書士を対象とした債務整理の研修で講師をする機会などもあり、口コミで紹介を受けるケースが多いです。また、他の事務所では扱わないようなヤミ金を含む債務整理にも対応しています。他の司法書士事務所からヤミ金でお困りの方を紹介されることもあります。
登記はもちろんのこと、成年後見、裁判関係にも力を入れています。
土地家屋調査士と2人でやっていますので、相談の内容によっては2人でお話をうかがったりしますし、不動産に関してワンストップで対応できるところが強みではないでしょうか。
成年後見に関しては、「成年後見センター リーガルサポート」が定める単位を取得し、家庭裁判所から後見人等として指名されることもあります。
Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。
A,営業エリアは特に定めていませんが、面談が基本となりますので、事務所にお越しいただけることが条件になりますね。高齢者の方など、こちらからお伺いすることもできます。営業時間は特に定めていません。一般的な9時から18時の時間外でも柔軟に対応するようにしております。土日・夜間の相談もお受けしています。終電ギリギリの面談もありました。
Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?
A、まず、私の前で依頼者が萎縮しないような信頼関係です。
萎縮した状態ではなかなか本音を打ち明けて頂けないので、敷居が低くなるようには勤めています。
それから依頼者の「自己決定権」を大事にしています。特に債務整理や裁判関係の事件では、「全てお任せします」と言われてもあえて説明をさせていただくことがあります。自分にとってどういった選択肢があり、それぞれにどういったメリットとデメリットがあるのかを理解していただき、納得してもらった上でお話をすすめるようにしています。難しいと思うからついお任せになってしまうわけで、理解すれば自分で考え選択することもできます。ですから、面談には時間がかかりますし、のどがかれてしまうこともあります(笑) 特に債務整理は借入の経緯や家計などお話しする内容が多くありますので比較的長くなりますね。当事務所では相談の時間は惜しみません!!
Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?
元々父が自宅兼事務所で土地家屋調査士をしていましたので、影響を受けて自然と資格業に興味をもちました。最終的に決断したのは、司法書士が困っている人に必要とされる仕事だということですね。私は大学を卒業してしばらくフリーターだったのですが、やはり人に必要とされる仕事をしたいという思いが強くなり、資格の勉強を本格的に始めました。
Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。
A. 士業の世界では大規模な事務所が増える傾向にありますが、私は敢えて個人事務所の強みである小回りが効く部分を出していきたいですね。事務所の方針で依頼を受けられませんということは言いたくありませんし、目の前の方の相談をしっかりと聞きたいと思っております。小さな事務所だからできることを私自身も模索しています。
今後は成年後見にもっと力を入れていきたいと思っております。また、現在ワンストップで行っている不動産の部分をより強化していきたいですね。
Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか?
A. 徒歩1分と駅から近いことですね。駅からの道も一本でわかりやすいです。
また、千駄木界隈は「谷根千(谷中・根津・千駄木)」とも呼ばれて歩くだけでも楽しい場所がたくさんありますので、面談後に散歩を楽しまれる方もいらっしゃいます。
Q.趣味・最近はまっていることはございますか?
A.趣味はラーメン屋巡りとDTM(作曲)です。あと、司法書士劇団「リーガル☆スター」という劇団がありまして、東京司法書士会の広報の一環で舞台に立って慣れない芝居をやっています。仕事と趣味の両立は大変ですが、趣味から受ける刺激も仕事に活きますので、続けていきたいです。ラーメン屋巡りは、太ると怒る妻の視線を気にしながら続けていきたいです。
Q.最近面白かった事、感じたことは御座いますか。
A、私は司法書士会の会務をいろいろやっておりまして、司法書士会が事業としてホームレスの自立支援を法律の側面からサポートするといったことを行っておりますので、自立支援中の方の依頼を受けることもあります。そういった方から新しい仕事が見つかったとか、良い知らせを聞くことは嬉しいですね。また、昔の依頼者・相談者の方からお電話などをいただくと嬉しいです。
プライベートの面では、最近生まれたばかりで捨てられていた子猫を2匹引き受けたのですが、元気に育ってくれたらいいなと思います。
Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?
A,「虚心坦懐」 です。
相談を受ける時に思い込みや色眼鏡で入ってしまうと、依頼者の気持ちや事実関係を読み違えてしまいます。ですので、一回思い込みや業界の常識を忘れてお話を聞くようにしています。我々の世界の常識や似た事例や個人的な偏見で判断してこちらが一方的に決め付けてしまうと、相談者が何も言い返せずなんとなく肯定してしまい、誤解が広がってしまうことがあります。
Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。
A. 知り合いから会社を辞めて司法書士になろうかな、といった相談を受けるとまず止めます。苦労して資格を取ってやっと「食えるかどうかわからない」というスタートラインですから。それでもやりたいという方は応援します。
あとは、大手予備校の言葉には騙されるな!と言いたいですね。大手予備校はプラスの面しか言いませんからね。大手予備校の言葉を鵜呑みにせず、ご自身で情報をしっかり集めて、資格をとった後に自分が何をしたいのかをよく考えて、判断してください。
Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。
A,とにかくじっくり面談するのが当事務所のスタイルです。少しでも困っていることがあったらほんの少し勇気を出して専門家に相談してみてください。相談しようか迷っていたけれど、相談してみて良かったとおっしゃる方がほとんどです。また、「あと半年早くご相談いただければ」、ということが結構ありますので、お困りのことがありましたらお早めにご連絡ください。つまらないことで相談してすいませんとおっしゃる方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。専門家に相談することは決して恥ではありません。簡単なことでもお気軽に専門家をご利用ください。