千葉市 社会保険労務士 オフィスPOM うえの社労士事務所の上野由佳先生を取材!!
事務所名 | オフィスPOM うえの社労士事務所 |
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住所 | 〒260-0021 千葉県千葉市中央区新宿2-7-5 DC.FORT千葉中央603 |
最寄り駅 | 京成線「千葉中央駅」 |
電話番号 | 043-245-6184 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
事務所詳細 | > 事務所紹介ページはこちら |
Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?
A.通常の社労士業務はもちろん、コンプライアンスに関係する事を中心に行っております。具体的には、企業様のプライバシーマーク取得などのコンサルなどを行っております。また、非常勤ではありますが厚生労働省でコンサルタントとして働いておりまして、去年はセクハラ、今年は育児両立支援というものをやっておりますので、女性の就業関係も行っております。ですので他の社労士さんよりは強みにできるかなと思います。
Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。
A.営業エリアは千葉・東京・神奈川・埼玉ですね。メールですと全国どこでも大丈夫です(笑)営業時間は9:00~19:00で、土日祝日は基本的にお休みを頂いておりますが、ご相談頂ければ基本的には応じさせて頂いております。
Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?
A.社長様とお話させて頂く事が多い仕事ですが、どこの社長様も意外と多くの悩みを抱えられていらっしゃるんです。ですが他に相談できる場所がないんですね。当然会社の部下に相談する訳にもいかないですし、同じ業種の方と相談する訳にもいかない。とても孤独なんだなと感じる事が多くなりましたので、社労士という業務には捕われないで、なるべく吐き出して頂けるような、そういった関係を築いて行こうという事は大切にしていますね。
Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?
A.昔好きだった料理番組があって、毎週見る事が楽しみで仕方なかったんです。それで「料理人になろう!」と思い、大学卒業後に調理学校に通ったんですね。プロの調理師になってから、とある有名店に勤めさせて頂いたのですが、そのお店の労働環境がとても辛かったんですよ。忙しいと午前1時に帰って、午前6時出社が3~4か月続いたり…。明らかにおかしい事はわかっていたのですが、訴える術もわからなかったし、そのままだったんです。そんな時にふと以前社労士事務所でバイトをしていた時の事を思い出して、「あ、こんな職業もあったな」と。結局は料理の世界は過酷過ぎて耐えられなかったのですが、その後に社労士の世界に興味を持ちまして、自分で色々調べるようになりました。元々料理の世界に足を踏み入れたのも、「私が何かをする事で人が幸せになる」という事がしたかったからなんです。社労士だったら、同じ事ができるんじゃないかなと思って選択しました。
Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。
A.社労士業務そのものは手詰まり感と言いますか、将来的に発展性のある仕事ではないと思うんです。ですので、社労士の業務は社長様のお話を聞く機会がありますし、働く女性のご相談をお受けする事が多いので、今一番コーチングに興味があります。お話を聞いて、皆さまを、ご自身の目標をご自身の力で達成できるように導いていけるような事をやっていきたいと思っています。
Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか?
A.利便性が凄くいいですね。官公庁など、必要な場所には歩いて行けるんです。また事務所内は私の好きなアジア調の家具を取り入れているので、とても気に入っています。まだまだ凝りたい所はあるので、今後に期待ですね(笑)
Q.趣味・最近はまっていることはございますか?
A.中国語にはまっています。好きな中国人の俳優さんがいまして・・・(笑)日本で活躍されている方なので、日本語は流暢に話せるのですが、ちょっとだけかじった中国語でその方に話しかけた時に全く通じなかった事があったんです。なので勉強を始めたんですよ。せっかくここまではまったので、中国語を活かした社労士業務ができればなとも思ってます。中国はこれからどんどん発展すると思うんですね。ですのでそういった方々のお手伝いができればなと思っています。
Q.最近面白かった事、感じたことはございますか。
A.ひたすら中国話なのですが、北京に旅行に行った事ですね(笑)日本で生活している限り、あまりいいイメージはなかったのですが行ったら全然違いましたね。空気も、街も綺麗で何もかもが衝撃でした。大陸のスケールの違いを感じさせられました。日本人は、ニュースなどで洗脳されているんじゃないかって思う位でしたね(笑)
Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?
A.「上善水の若し」という言葉ですね。人の善という物はまるで水のようだという意味で、老子の言葉なんです。水はあらゆる世界を分け隔てる事はなく、全ての土地を潤し、高い所に留まらずに偉ぶる事なく常に低い所を流れ、物はいつか傾くけれども水はどんな場所でも水平であろうとし、どんなにせき止められても流れる方向を見出してまた流れる。という長い詩の一節なんです。この仕事をやる上で肝に銘じておこうと思った言葉ですね。
Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。
A.実際に今までの社労士という仕事は恐らく限界があると思います。電子申請なども始まり、企業様も書き方などわかっていらっしゃるので書類を書くだけでは無理かなと思います。よく社労士になりたいと相談を受けるのですが、資格を取ってお終いという仕事ではないですし、安定もしないので社労士として常に勉強し続けるという一方で、経営者としての勉強も同時に行わないと、これからは成り立たないと思いますね。営業力であったり、自己アピールの方法であったり
何かしらの強みが無いとダメだと思います。待っているだけでお客様は来ないですしね。いつも言っている事なんですが、開業する際は営業力・コネクション・運のどれかがないと多分成功しないと思うんです。ちなみに私は運ですね(笑)
Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。
A.社労士というのは先生と言われる職業ではなく、いわゆる社長の使いっぱしりでいいと思っています。毎月顧問料を払って頂くのであれば、うまく使って欲しいんです。目一杯、元を取るぞ!といった感じで使って頂ければ、社労士本来の業務以外の業務でも、できる限りそれ以上の業務を提供させて頂きます。