Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか？

A.当事務所の強みは３つあります。
まずは、どんなに少数の会社でも、人を雇用していれば起こる労務問題を未然に防止する環境づくりをお手伝いすることです。労働基準法の規定にない領域＝信義則、権利濫用法理、公序良俗など判例法理によって形成された判断については社労士としては常に敏感である必要があります。判例傾向を常にチェックしながらお客様に対して、リスクにならない労務管理方法・労務問題解決方法をアドバイスできるよう十分に準備しております。
２つ目は就業規則の設計です。中小企業の場合、あまり複雑な制度導入や時間設計を取り入れず、基本的にはシンプルでコンパクトな設計であるべきだと考えています。
また、社長さんサイドからすると、労基法で守られている労働者の権利部分については、法令遵守しながらもできるだけタイトにしておきたい、という本音もあります。そのあたりの「落とし所」をきちんと押さえて、労使が納得し混乱しない制度設計をお約束いたします。
３つ目は助成金のご紹介と申請業務です。私たち社労士は、お客様の会社の人の増減や、労働時間の変動、最新の経営方針について常に知る立場にありますので、お客様の動きを事前に知ることができます。その際にタイムリーに助成金につながることが判断できれば、積極的にご提案させていただいております。
助成金の申請は、「初動」が重要ですので、お客様との常日頃からの情報交換はこういった点からとても大切だと考えております。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A.営業エリアは特に定めておりません。「お会いできる」ことが前提になりますので、可能であればどちらにも伺います。
営業時間は月曜日から土曜日　9:00～18:00を基本にしていますが、土日営業のお客様もいますので、対応できるよう準備しております。

Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか？

A.お客様＝社長（経営判断をされる方）には定期的に直接お話する時間を取っていただくことをお願いしております。お客様が今何を考え、どんなことを問題とされているのか。不安に思っているのか。あるいは今とても良い傾向であるなら、それはどんな点なのか。人事労務以外の分野でも積極的にお聞きします。
こういったことを常日頃からお聞きすることで、社長の考え方・傾向、目指す方向などが見えてきます。この点が見えてこないと、就業規則の変更、制度の導入、契約書の変更、助成金の紹介などについて最適なご提案やサポートをすることができません。
無口な社長さんにも、できるだけお話していただくように努力しています。お話してさえいただければ、私たちのサービスが大きくずれることはありません。雑談などについても、こっそりメモして覚えておくことも大切です。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A.大学を卒業した時は、大手自動車関連会社の営業でした。その後転職し経理・総務などを経験しましたが、何か公的資格を持っていたほうが今後のキャリアアップにプラスになる、と考えました。またキャリアに一貫性を持たせたかった、ということもあります。社労士という職業については当時あまりよく知らなかったんです。学校に通い、テキストを目の前にして、えっこんなに幅広いの？と驚いたくらいです。でも受験勉強には、はまりました。すごく面白かったし、楽しめました！

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A.今までのご相談事例などをおおまかに体系化文書化しクオリティーコントロールを進めたいと思っています。私以外が対応しても、同質のものをご提供できなければなりませんので。
ブログやニュースレターなどの配信で、労務関連のニュースや私見を積極的にお客様にお伝えしたいです。まずお客様を知ることが第一ですが、私の考えていることなども知っていただければ相互理解につながると思います。

Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか？

A.渋谷・新宿方面、東京・上野方面、横浜方面、とどちらへもアクセスが良い場所なのでとても便利です。静かな環境ですので、仕事途中で煮詰まった時などぶらりと散歩するにも良い環境だと思っています。

Q.趣味・最近はまっていることはございますか？

A.趣味は映画鑑賞です。最近はDVD鑑賞になってしまっていますけどね。あとは、文房具、特に紙・筆記具が好きで、目新しいものが出ると、つい買ってしまいます。仕事でも使うものなので、仕事で文房具を楽しんでいます。銀座のお客様に行く時は、ほぼ「伊東屋」さん経由で帰ることになってしまいます。

Q.最近面白かった事、感じたことはございますか。

A.「どんな人とでもお会いしてみて後悔したことはないな」と感じたことです。どんな方でもその人なりの味があるし、尊敬できるところ、素敵だな、と思えるところがあるので、とても勉強になります。やはり人と会うことはとても楽しいです。

Q.座右の銘、好きな言葉はございますか？

A.「昨日より今日、今日より明日」です。
「後退」するようなことがあれば、それは何かやり方が間違っている、ということですから、振り返りが必要です。人間関係についても同じだと思います。

Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。

A.専門知識は試験に合格すれば、もう保有しているものですが、対お客様対応はやはり実務経験が大切ですので、出来るだけ多くの案件をこなしてゆくことがスキルアップにつながると思います。また労働者も人・社長さんも人です。人とのかかわり方、コミュニケーション能力がとても重要だと思います。仕事以外でも多くの方と接する機会を持つように心がけると、良いと思います。

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

A.三崎事務所は「ダイレクトコミュニケーション主義」です。
まずはお客様のお考え、お悩みを直接じっくりお聞かせください。その上でお客様の会社の人事・労務について最適なご提案をさせていただければ、と考えております。
お気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。