Q.どのような業務が強みですか？（写真左：中野先生、右：幡田先生）

取扱業務のキーワードは「相続」です。相続を契機とする遺産分割、遺留分、遺言などの紛争に高い専門性と実績を有しています（参照サイト※１）。相続に端を発した不動産の取得、権利関係（賃貸借や使用貸借）の整理、不動産や株式の評価や共有状態の解消などについてご相談を多くいただいております。また、相続は個人の問題だけに留まらず法人にも少なからず影響することがあります。創業者や経営者に万一のことがあった（あるいはそれが予想される）場合、会社の株式を誰が取得するのか、いくらで取得するのか、会社の組織運営や安定株主対策をどうするのかといった広い意味での事業承継が問題となります（参照サイト※２）。同族会社の場合は、不動産と並んで株式の評価が問題になることが多く、ここでは極めて専門的な知識が必要になります（参照サイト※３）。当事務所には公認会計士の資格ももっている弁護士がおりますし、虎ノ門グループ内の他の公認会計士、不動産鑑定士、税理士などとも連携してご相談に対応することができるのが最大の強みです。

※１（遺産分割）：http://www.tp-isanbunkatsu.com/
※２（事業承継）：http://www.tp-jigyoushoukei.com/
※３（株式買取請求）：http://www.tp-kabushikikaitori.com/　の「株式の評価手法」

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

特別に地域を限定して営業していませんので、全国が営業エリアです。依頼者は東京、関東近郊の方が多いですが、他の地域の裁判や相談も担当しています。営業時間は９：３０～１７：３０ですが、予めご連絡いただければ、その他の時間でも対応しています。

Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか？

依頼者への報告をこまめにしています。依頼者にとっては、弁護士に託した自分の案件がどうなっているのか不安です。進捗状況などをできるだけ報告し、安心していただいています。また、企業法務の分野では法律的な判断と、ビジネス上の判断を峻別してアドバイスするよう心がけています。たとえば、時間と費用をかけて勝訴判決を得られるとしても、ビジネスの視点から見ると、機会損失や時間のロスなどでトータルでは会社が損をする場合もあります。依頼者と十分に相談した上で、何が最適な選択かを提案したいと思っています。

Q.このご職業をどのような経緯でご選択されたのですか？

私は大学卒業後、大手銀行の人事部門に約８年間勤務していたサラリーマンでした。ところが、銀行が一時国有化されたこともあり、人事業務の経験を活かすべく社会保険労務士として２０００年に開業しました。その後、企業の労務相談に応じているうちに、さらに幅広い紛争解決に携わることができる弁護士の資格取得を周囲からも勧められ、弁護士になろうと決意しました。そのため、相続以外では労務関係（解雇、賃金、メンタルヘルス）などのご相談も得意としています。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

当事務所は、同じビルの中にある虎ノ門グループの他士業と連携をとって、さまざまなサービスを提供しています。会計士、税理士、不動産鑑定士、社会保険労務士、行政書士などのグループ内の専門家とも連携しながら、他の事務所にはないシナジーを出していきたいと思っていますし、現に、そのような専門家によるトータルな視点からのサービスを求めるご依頼が多く寄せられています。

Q.事務所に対してのお気に入りをお聞かせ下さい。

ビル１階の喫茶店のようなラウンジの雰囲気と受付スタッフの対応です。受付スタッフの女性陣はビルの管理会社のスタッフですが、細やかな心遣いとバイリンガルの知性が随所に感じられ、サービス業に携わるものとして見習うべき点が多くあります。

Q.座右の銘、好きな言葉はございますか？

松下幸之助の言葉で「山は西からでも東からでも登れる。」自分が方向を変えれば、新しい道はいくらでも開ける、という言葉が好きですね。

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

【法律相談をご検討の方】 当事務所は、他士業と連携を図ることで様々な分野のお悩みにワンストップで対応できる体制を整えております。お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

【税理士の先生方】
税理士の先生がご担当されているクライアントで法的なトラブルを抱えていたり、相続紛争、事業承継の関係で、当事務所がお役に立てそうな事案があれば是非ご相談ください。虎ノ門グループの枠にとらわれずに外部の税理士の先生方とも協力関係を築き、相互にメリットのある関係を構築できればと考えております。