Q.業務内容の強みについてお聞かせ下さい。

A. 私は、Sonyが展開する中小企業向けASP勤怠管理システム”Internet Time Recorder“ の販売・開発支援のキャリアを持つ30代の若手社労士です。勤怠管理システムの導入提案を通して、500社以上の中小企業の勤怠管理・給与計算業務の現状をヒアリングさせて頂き、改善のご提案をさせて頂きました。あわせて、社会保険労務士として、就業規則（特に労働時間/休日休暇）の改訂にも注力して参りました。これらを踏まえて、労働時間管理法制の知識とシステム構築を軸に中小企業の給与計算業務を効率化させ、かつ、アナログな部分はすべてアウトソーシングして頂くという、新しい付加価値を付けた給与計算アウトソーシング業務を得意としております。お客様と弊社との間に効率的な仕組を構築することで、給与計算業務をルーチン化させ、安価な費用でサービスを提供し続け、本来のコンサルティング業務でお客様の成長をバックアップさせて頂くことを中心に業務を実施させて頂いておりますので、安心して我々にお任せ頂ければ嬉しいです。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A. 西新宿を基点に首都圏が中心となりますが、給与計算アウトソーシングは、ASP型の勤怠管理システムをメインに利用いたしますので、日本全国に対応も可能です。ただ、コンサルティング自体は、face to faceが基本となりますのでやはりお客様は首都圏が多いのが現状です。営業時間は、9時から18時を基本としておりますが、熱いご要望が事前に頂ければ、夜間や休日も対応させて頂いております。システム自体は、24時間、365日稼動しているので、お客様は、いつでもアクセス可能ではあります。

Q.お仕事に対して大切にされていらっしゃることは何でしょうか？

A. 常に、クライアントから愛される存在であることを心がけることです。時に、アウトソーサーは、下請けと捉えられることがあります。しかし、私がめざすアウトソーサーとは、お客様とサービス提供者という間柄ではあっても、ともに成長し、尊敬しあい、高めあえるパートナーであります。その為にも、常に期待以上のパフォーマンスを提供し続け、信頼に応えることが、お客様から愛される存在となる一番の近道だと考えております。また、自らはスペシャリストであることと、ゼネラリストである両面をバランスよく高めて、社労士業務だけではない付加価値を中小企業に提供していく事が大切だと考えております。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A. 今思うと、漠然と己の力で、事を成したいという気持ちがあったのかも知れません。そのための近道として思いついたのが国家資格で、なぜ、社労士であったかというと、実はお恥ずかしい話ですが、消去法だったのです。弁護士は取得するまでのリスクが大きい、公認会計士・税理士は文系の私には合わないかも、司法書士、弁理士、･･･イメージがつかない、そして、最後に社労士と行政書士が残ったのですが、試験がすべてマークシート方式であった社労士が最後の最後に残ったのです。最初の出会いは、どうしようもありませんでしたが、社会保険労務士の資格を取得し、開業したことが、自分にとって大きな自信となり、今では更なる高みへ成長したいという思いの源泉となっております。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A. 日本一、お客様に愛されるアウトソーシング会社をめざします！！そのための第一歩として、費用対効果（業務効率）NO.1のアウトソーサーになります。また、お客様が安心して、業務をアウトソースして頂けるように、スペシャリストの育成並びに各種設備投資をしていきたいと考えております。ロングテールの目標としては、社名でもあります“ リーガルネットワークス” の構築です。他士業同士でアライアンスを組んで何かをスペシャルな取り組みをしていきたいと考えております。

Q.事務所のお気に入りは何でしょうか。

A. やっぱり、東京メトロ西新宿駅から徒歩3分という立地の良さでしょうか。お客様先へ伺うことが多い私にとっては、新宿駅を拠点に移動できるので、交通のアクセスが抜群に良いところが一番のお気に入りです。

Q.趣味・最近はまっていることはございますか？

A. 仕事ではホームページの構築などで、マーケティングについて学ぶ機会が多くなり、その奥の深さに、社労士を勉強し始めたときのことを思い出すような感覚で、非常に楽しいです。　仕事がOFFの時は、子供たち過ごす時間を大切にしています。最近では、成長著しい長男が、妹の面倒を見ている姿など見ると、心がほっこりします。

Q.最近おもしろかったこと・感じたことはございますか？

A. 100年に一度の大不況と言われて久しい昨今ですが、お客様から求められるクオリティも変化してきていることを痛切に感じます。以前は、業務を切り出して部分的な効率化をすることが主体であったのですが、最近では、インターネットの普及と共に、すべてを統合した効果が求められているように思います。今後は益々俯瞰的な視点で、お客様へ提案およびサポートができる事務所（会社）が生き残っていくはずだと考えております。

Q.座右の銘、好きな言葉はございますか？

A. 座右の銘は、“雨だれ石をも穿つ”。好きな言葉は、“未来は今日つくるもの”。この二つの言葉を胸に、いつも仕事に取り組んでおります。

Q.これから同じ士業を目指している方々へ一言お願いします。

A. 資格は、あくまでもパスポートです。私は、このパスポートを使って自分が何をして、どうしていきたいのかをじっくり考えるきっかけをもらいました。ぜひ、これから士業を目指す方にも、資格取得がそのきっかけとなれば幸いです。