会社設立時の資金繰り;埼玉会社設立センター・税理士へ
会社を設立したら気になるのが資金繰り。
そもそも資金繰りとはどういう意味でしょうか?
資金繰りとは、手元に入ってくる資金と、手元から出ていく資金のやりくりを円滑に行う、ということです。
意味はとても簡単で、誰しも日常的にしていることです。
例えば、毎月25日に給料をもらう。
家賃は月末までに、光熱費は翌月5日までに支払う。
が、翌日10日までにしはらわなければならないカードの利用代金が足りないので、友人から不足分を借りて穴埋めし、翌月25日の給料でそれを返す。
これも立派な資金繰りです。
では、なぜ事業資金の資金繰りになると大変になるのでしょうか。
それは、事業の収入は給料と違い、不定額であり、不定期だからです。
売上げはもちろん変動するし、入金時期もまちまちです。
現金取引だけならまだしも、請求書を発行する掛け売りがあると、月末締めの翌月末払い、翌月5日締めの翌々月15日払いなど、相手の支払条件によりさまざまです。
さらに、支払い方法が、現金集金や口座振り込みだけでなく、約束手形を振り出す取引先もあります。
約束手形とは、指定した期日に、指定の銀行で、指定の金額を現金にできる、という証文です。
通常、現金化の期日は手形振出日の90~120日後が多いです。
このように、収入時期もずれますので、最悪の場合、「黒字倒産」もあります。
詳しくは次回、紹介します。
いずれにしても、資金繰りの状況は、税理士または会計事務所に早めに相談しま
しょう。
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公認会計士 税理士 ロイヤルタックス税理士法人 福野会計事務所 株式会社福野会計