運転資金がショート!埼玉会社設立センター・八潮・草加・越谷
●時期
開業2、3ヶ月後
●失敗例
初入金は、生活費を運転資金にまわしての90万円。
開業してから半年後のことでした。
地元名産の野菜から描いたキャラクターが人気を集めたことから、
キャラクターグッズの会社を設立しました。
早速、大手文具チェーンとの取引が決まったのはよかったのですが、
支払いは手形で入金は半年後になるとのことでした。
入金が半年後になっても少しは運転資金もあるし、
この実績から他社でも注文が取れるはずと考えいたら
「競合他社との取引はやめてくださいね」と念を押されてしまったのです。
役員報酬ゼロで、生活費を事業資金に充てたので、貧乏生活が余儀なくされました。
●改善案
運転資金は最低でも半年間分は用意すべきです。
取引先からの入金遅れや未回収に対するリスクヘッジ、自分や従業員が病気などで
働けなくなった場合の補充、パソコンや厨房機器など備品類のメンテナンス、新たな
取引先の開拓をするための営業費などを考えると、固定費や生活費の半年分程度の
運転資金は確保しておきましょう。
2006年度の税制改正により、役員報酬の期中変更ができなくなったので、
資金繰りが苦しいからといって、社長への報酬を減らして資金に充当するという
手段は使えません。
届け出がない給与・賞与は経費算入すら認められないので要注意です。
年間を通しての収支予測を立てられるのが理想ですが、
少なくとも月ごとの現金出納くらいは把握しておきましょう。
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公認会計士 税理士 ロイヤルタックス税理士法人 福野会計事務所 株式会社福野会計