隣り合った土地の問題(25)
前回に続き、生活におけるちょっとした疑問点についてQ&A形式で皆様にお届けします。
前回からの続きです
裁判例
囲繞地通行権に基づいて自動車の通行が認められるか否かが争われた裁判例はいくつかありますが、結論は分かれています。
自動車の通行が認められた例としては、袋地に6世帯の家族が居住していて、それぞれ飼料販売業や牛乳販売業等を営んでおり、そのためにかねてより馬車、リヤカー、営業用自動車の出入りがあって、囲繞地の前所有者もその通行を容認していたという事例を挙げることができます。
次回に続きます
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