品川区大田区中小企業様のお役に立つISOコンサルタント田邉康雄(11)
前ブログにおいて、「重くなる」と述べました。そうです。審査機関の継続審査を受ける度に文書が重くなるのです。
「文書が重い」
とは、文書が複雑で、経営の実態に合わず、その量が多すぎて「御守をするのに手間が掛かり過ぎる」状態を言います。
多くの中小企業が、この状態に陥って苦しんでいます。私はその苦しみをよく知っています。そして審査機関の審査員が来る度にさらに重くなってしまうのです。
―― とくに納入先の大企業から「ISOを取得せよ、それが当社への納入条件である」と言われた下請中小企業がそれです。
何がなにやら分からないままにISO認証/登録をしたのですから仕方がありません。とくに大企業のISO担当者が定年退職したISOコンサルタントの指導を受けて認証/登録した下請中小企業の場合、この現象がとくに顕著です。
次ブログに続きます。