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田邉康雄リスクマネジメントの国際規格ISO31000自己宣言コンサルタント(11)

 前ブログにおいて「リスクマネジメントサイクルにおいて複数の流派が存在し、専門用語が異なる」と述べました。

 ―― 例としてリスクマネジメントサイクルの流派の一つ、労働安全衛生OHSAS18001流派の専門用語を紹介しましょう。

 この流派においては、リスクマネジメントのサイクルは、以下の専門用語からなっています。即ち――、
「Hazard identification」⇒「Risk assessment」⇒「Risk control」⇒「Objectives and programme(s)」⇒「Evaluation of compliance」⇒「Nonconformity, corrective action and preventive action」⇒「Internal audit」⇒「Management review」

 ―― 財団法人日本規格協会はこれを以下のように訳しています。これは労働安全衛生リスクマネジメントにおける日本流派と言えます。
「危険源の特定」⇒「リスクアセスメント」⇒「管理策の決定」⇒「目的及び実施計画」⇒「順守評価」⇒「不適合並びに是正処置及び予防処置」⇒「内部監査」⇒「マネジメントレビュー」

 次ブログに続きます。

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