品川区大田区中小企業様のお役に立つISOコンサルタント田邉康雄(9)
前ブログまでの「話の筋道」から脱線します。
このブログを連載している本日、大田区の中小企業から電話を受けました。私にとって興味深い内容なので、本論から外れますがその話をします。
―― 従業員数三名
の会社だそうです。社名から、大田区の典型的な下請中小企業であるであることが推測されました。
「ISO9001を早急に取得して欲しい」
と、製品納入先から言われたそうです。
これに対して申し上げました。「現在ISO9001に関しては現在、返上の動きが加速している。その中に有って従業員三名の会社に認証/登録を求めるなど、時代の動きに逆行している」と。
―― この情報は該企業にとって意外なものだったようです。「早速納入先に真意を糾してみる」とのことでした。
私は提供したこの情報によって納入先が要求を撤回してくれることを願っています。こんな情報を提供することによって大田区の零細な下請け中小企業のお役に立つことができれば、こんな嬉しいことはありません。
誤解の無いように付け加えます。ISO9001が「本来求めている姿」で認証/登録がなされるのであれば、前述のような情報は提供しません。しかし今の日本では、そのような理想的な認証/登録は望めません。
次ブログに続きます。