田邉康雄のISO31000「自己宣言」審査は、JTTASの事業へ-5
前ブログにおいて「日本語だけを見ることの危険性」について、私の見解を述べました。
――JISQ31000
を、発行元の日本規格協会から取り寄せてみました。
―― すると、なんとしたことか英文が添付されていません。これでは、「日本語だけを見る」結果になってしまいます。念のために言いますが、JISQ31000は日本規格ですが、ISO31000の訳文です。日本独自の規格ではありません。
「JISQ31000だけをみて、ISO31000を理解してはダメ」
と、私が言っているのにこれでは環境が整っていません。これは困ったことです。
―― この環境においては、多くの人が原文を見ずに日本語だけでJISQ31000を理解する羽目に陥ってしまいます。本当に困ったことです。