福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(12)
3号機の格納器の下部スプレッションプールの安全弁が自動的に開いて圧力が「安全」な方向へ抜かれたものと楽観していると、前ブログで書きました。
―― 今(2011年3月16日午後12時10分)、枝野官房長官の記者会見がありました。曰く「白煙は、3号機から出ている」と。これは東電さんからの報告に基づいていると。東電エンジニアはよく3号機であると特定して報告されたものと、大きな敬意を払います。
―― 記者の質問に答えて推測だと前置きして曰く、「2号機でもあったように、3号機格納容器の一部から水蒸気がでたもの」と。これも報告にもとづいていると。
―― 前ブログにおいて「1号機」「3号機」はすでに危機を脱し、「2号機」も峠を越えたと書きました。その通りです。もう大丈夫です。手足をもがれ、かつ、強い放射能の中で東電エンジニアはよくやってくれました。2011年3月16日午後1時。
残る不安は4号機です。リスクマネジメント国際規格ISO31000に関連して、東電「福島原発」第一原発爆発を書いています。