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福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(25)


 本日(3月19日)のテレビ報道では、電源復旧工事の進捗状況が盛んに報道されるようになりました。そしてその「意味」の解説が盛んに報道され始めました。このブログでしきりに言ってきた「循環冷却」のことです。

 ―― もう安心です。最悪の事態、即ちチェルノブイリ原発(過激ですが「小型原爆」と呼称しています)並の大災害にはならないことがはっきりしました。その理由は以下の通りです。
1)  外部電源の導入が順次完成しつつあり、恒久的な水「循環」冷却が可能となる道筋が見えたこと。
2)  それまでのつなぎとして、東京消防庁の連続放水車が効果的であり、最悪事態を防止するための緊急冷却が可能であると証明されたこと。

 この2つの組み合わせによる道筋を着々と辿って行けば、自然に鎮圧されるのです。

 ―― 東芝エンジニアの活躍
 このことが報道されました。MHK総合テレビ2011年3月19日正午のニュースでした。初めて協力企業の名が報道されたのです。このような「影」の努力をもっと早くに報道してもらいたかったものです。
 このブログでは、すでに一昨日(3月17日)東芝日立等のエンジニアに国民がこぞって声援をおくることが大切と書きました。
そして昨日(3月18日)送電線路の復旧状態を見て関電工等の配線工事協力企業のエンジニアに言及しました。
 そして何よりも協力企業を「指揮統制」する東電エンジニアの尊い御努力です。東電エンジニアに対しては、すでに3月15日に「頑張れ東電!」、そして翌3月16日には「頑張ってるね、東電」と声援を送っています。

 ―― 放射線の恐怖にさいなまれながら、電源復旧工事に携わっているエンジニアの「生の姿」を報道してほしいと切にねがっています。

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