福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(27)
「ほうれん草に、人体には悪影響のない微量ではあるが放射性ヨウ素が含まれていた」と枝野官房長官の発表がありました。2011年3月20日午後1時。
―― 放射性ヨウ素は、核分裂生成物質ですから、核燃料棒が融解(メルトダウン)して2号機の燃料成分が、漏洩したものとしか考えられません。
―― しかしこのことは、前ブログの4号機の欄で書いたように、すでに覚悟していました。今懸念していることは、これも何度か書いていますが、ドライアップ(乾固)した「プール床」の上にメルトダウンした燃料棒が再臨界を迎えるかもしれないことです。しかし、このことに関しては一切報道がありません。
―― 再臨界を押さえるための「中性子減速材」でもある水を早く4号機へも注入してほしいと思っています。
―― 再臨界に関して技術的知識のない私は、ひたすら神様・仏様に祈るだけです。知識がない身の危惧であることを祈っています。