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福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(28)


大前健一さんの解説を聞きました。原子力発電と原子力産業のことが、よく分かりました。以下のURLを開いてください。http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0

 私は3月20日発行のメルマガにおいて以下のことを書きました――。

「譬えて言えば、東電エンジニアさん達は、手足を切断され、両目を潰された上に、毒ガスが充満している中で火災を起こしている工場を「何をやっているのだ、貴様の工場
の火を早く消せ」と責任の無い野次馬から罵られているようなものです」と。

 ―― この場面は、私がプロジェクトリーダーとして設計・建設した三菱化成(現三菱化学)の画期的「石油化学プラント」(大河内記念生産賞の特賞受賞)から想像して表現したのですが、分からないことが多々ありました。
 それに対して、大前健一さんは原子力プラントの設計技術者だったそうです。ですから大前さんが想像された津波襲来の場面は、「ド」迫力がありました。

 しかし私のは迫力には欠けたものの、津波襲来場面を想像しながら、東電エンジニアと協力企業の東芝エンジニア、日立エンジニア、関電工エンジニアに声援を送ってきました。

 ―― このブログの書き出しにおいて東電エンジニアへの批判的記事を書いたことを深く、深く反省しています。なぜなら、その時点では情報不足によって理解できないことが多かったからです。

 ―― 今は、大前健一さんが提唱されるような「日本復興案」がその一部でもよいから採択されて、我が国が、未曾有の「地震津波」と「原発爆発」という大きな災害から雄々しく「復興」することに、非力ながら分に応じて力を尽したいと決意しています。大前さんの「復興案」に関しては、以下を開いてください。
              http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0

 これをもって一連のブログ(1~28)を終了します。私の専門とする「リスクマネジメント国際規格ISO31000」に関連して、東電「福島原発」第一原発爆発を書きました。今後は、視点を変えて書いてみようと思っています。御期待ください。

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