福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(1)
前ブログにおいて電力の地域独占を許してきたことは、我が国の官僚制度と強い結びつきがあると述べました。今回からその官僚制度に関して思うところを開示します。
―― 福島原発に関して「原子力政策が間違っていた。官僚の暴走だった」との意見が飛び交っています。果たしてそうでしょうか。私の知る限りにおいては、官僚に「間違い」もなければ「暴走」もありません。
―― 官僚の「無謬性」ということばを御存知でしょうか。官僚のやったことに間違いはないのです。
―― また暴走をしないことが、我が国官僚の特徴なのです。官僚は決して暴走しません。
福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。その関連で、我が国の官僚制度に関する私見を述べています。