エネルギーマネジメントシステムISO50001要求事項とその対策(6)
ISO50001に関するブログを書いています。ISO14001の19条項から7条項が追加になって26条項になりました。その追加条項はエネルギー特有のものですが、石油化学プラントの省エネ技術開発/省エネ設計/省エネプラント建設に携わってきた私にとって、その理解は極めて容易なものがありました。そこでそれを紹介しています。以下は、前ブログからのつづきです。
―― 石炭をガス化/液化して合成/異性化した炭化水素と別途合成したイソオクタンを混ぜ、かつ、鉛化合物を添加してハイオクタンガソリンを造ったそうです。
―― 現在の自動車用レギュラーガソリンは、鉛など添加されていません。そしてオクタン価は90もあり、ハイオクガソリンのそれは96以上ですが、当時の戦闘機用ガソリンのオクタン価は87でしかなかったそうです。
―― 特攻機用のガソリンはこれであり、供給量が少ないので、訓練がままならず、出撃の際にやっとオクタン価87のガソリンがあてがわれたとのことです。これはNHKの番組"神風特別攻撃隊"で知りました。
次ブログにつづきます。