爆発死亡事故を起こした東ソー塩ビ工場は、先輩エンジニアの安全技術を必要に応じて伝承しているか(14)。
前のブログからつづきます。
外部の目が必要であると前ブログで書きました。私はその外部の目となることを仕事にしています。
―― 私田邉康雄は、化学プラント設計エンジニアです。正確にいうと「設計エンジニアでした」となります。しかしこの基盤の上にリスク発見力を積み増しました。
―― 化学プラント設計エンジニア力は、三菱化学で自社技術開発を担当し、大河内生産賞の"特賞"を受賞した実績で証明できます。三菱式ブタジエン法1,4-ブタンジオール/テトラハイドロフラン製造プラントです。
―― この基盤にたって三菱化学を定年退職した後、多くの化学プラントを訪問させていただきました。その中には、社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会東京支部を通じて承ったプラントがあります。
―― 訪問実績には、日本合成化学工業(水島、大垣、熊本)、三菱化学(筑波、四日市、坂出)、日本石油(麻理布、大阪、根岸、横浜、室蘭、富山、新潟、喜入、志布志)、信越半導体(白川、磯部、福井、武生、犀潟)、ソニーケミカル&デバイス(鹿沼第一、鹿沼第二、鹿沼第三)、大塚化学(徳島)、大塚薬品(徳島)、バイファ(千歳)、アルプス薬品(飛騨)、住商アグリビジネス(鹿島、大牟田、十勝、釧路)などがありま。小さな工場を入れると数え切れません。
次ブログへつづきます。