爆発死亡事故を起こした東ソー塩ビ工場は、先輩エンジニアの安全技術を必要②応じて伝承しているか(4)。
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―― 2007年12月に三菱化学エチレンプラントにおいて高温油の漏洩爆発事故があり、作業員が亡くなりました。事業所長が書類送検を受けて有罪判決をうけました。管理不十分とのことです。
―― 原因は初歩的ミスでした。計器室(コントロールルーム)におけるボタン操作ひとつで、現場の重要な弁が開放になる状態のまま現場の修理工事を実施していたそうです。この状態を放置したまま、不用意にボタンを押してしまいました。このように報道されました。
―― 昔と異なり、今は事故を起こした現場の責任者が、正に"責任"を問われる時代となりました。管理体制の不備という欠陥の責任を問われるのです。
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