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片山東熊(国宝迎賓館の設計者)と田邉(辺)朔郎(京都の命の水、琵琶湖疏水の設計者)が義理の兄弟 ― 姻戚子孫が語る(2)

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―― 琵琶湖疎水の中に、片山東熊が設計した建物があります。レンガ作りの小さな建物です。第一疏水京都川の最終トンネルである日ノ岡山トンネルの京都側出口の、トンネルに向かって右側の運河沿いにある現在使用されている"九条山浄水場"取水ポンプ室です。

―― この建物は、京都御所を守るために設置された"防火用水取入れ口"の建物でした。田邉朔郎は、揚程(水を上げる高さ)の大きなポンプがなかった時代に落差圧を利用して高所への散水を可能としたものです。

―― この落差式防火水システムは、宮内省内匠寮(たくみりょう)の長官、内匠頭(たくみのかみ)片山東熊が朔郎に頼んで設計・建設してもらったものです。1912(明治45)年に完成しました。

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