柳営会とは(7)
柳営会に関連して徳川将軍家の仕組みを説明しています。
徳川家康は、自分のために命を投げた部下に対しては、「その子孫を末代まで面倒を見る」という原則を確立していました。これが家康家臣団の強力な結束の源でした。この原則の故に子孫は代々家禄が受給されていました。そして代々家禄を受けている家の出身のものだけが幕府という官僚組織の中で出世できました。もちろん例外があったことは、前回述べました。
この「柳営会とは」をお読みになって柳営会会員資格があると思い、かつ、入会したいと思う方は私田邉康雄に御連絡ください。入会資格があるかも知れないと私が思った場合は、柳営会の事務局へ紹介申しあげます。