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ISO31000の記事一覧

書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(3)

前ブログからつづきます。新技術開発センターから出版した「ISO31000活用マニアル」の概略内容を紹介しています。以下のとおりです。

―― 「まえがき」
本書の出版経緯を記述しました。第一章から第四章までは、アイソス誌2011年6月号でまとめた内容をそのまま継承しました。第五章は、ISO31000規格の解説です。そして第六章は、活用方法です。とくに第六章が圧巻です。「審査機関に依存しない斬新な活用方法」なるタイトルの下で「つまみ食い方式」や「コンサルティング内部監査」「スーパー監査員」「自己宣言」などを紹介します。

―― 御興味のある方は、以下を開いて見てください。
http://www.techno-con.co.jp/item/250151.html

―― なお、新技術開発センターのISO31000セミナーは、基礎編(規格解説)と応用編(活用法)に分けて今後も繰り返し開催します。第二回目は10/12(基礎)と10/26(応用)に開催されます。事前にこの本を購入してお読みになっておくと、セミナー内容がよく理解できます。

セミナーに御興味のある方は、以下を開いて見てください。
基礎編 http://www.techno-con.co.jp/item/17041.html応用編 http://www.techno-con.co.jp/item/17042.html

次ブログにつづきます。

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書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(2)

最近発売開始したISO31000に関する著書を紹介します。さる8月22(2011年)に株式会社新技術開発センターから「ISO31000活用マニアル」という本を出版しました。出版の経緯を説明しています。

―― 昨年(2010年)9月以来、新技術開発センターにおいてリスクマネジメント国際規格ISO1000に関するセミナーの回を重ねてきました。センターの御依頼をうけて今回、「ISO31000活用マニアル」を出版しました。従来のセミナーをまとめたものです。

御興味のある方は、以下を開いて見てください。
http://www.techno-con.co.jp/item/250151.html

―― なお、新技術開発センターのISO31000セミナーは、基礎編(規格解説)と応用編(活用法)に分けて今後も繰り返し開催します。第二回目は10/12(基礎)と10/26(応用)に開催されます。事前にこの本を購入してお読みになっておくと、セミナー内容がよく理解できます。

セミナーに御興味のある方は、以下を開いて見てください。
基礎編 http://www.techno-con.co.jp/item/17041.html
応用編 http://www.techno-con.co.jp/item/17042.html

次ブログ以降において本の内容の概略を紹介します。

書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(2)の続きを読む ≫

書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(1)

本日からISO31000に関する著書を紹介します。さる8月22日(2011年)に株式会社新技術開発センターから「ISO31000活用マニアル」という本を出版しました。出版の概略経緯を説明します。

出版までの流れを簡単に描くと以下のようになります。即ち、①ISO31000とISO31010の翻訳 ⇒ ②適合自己宣言の必要性を痛感 ⇒ ③ベック株式会社のニューズ・ツー・ユーにより適合自己宣言の提案 ⇒ ④新技術開発センターによる第1回セミナー開催 ⇒ ⑤自己宣言承認事業を検討することのJTTASによる承認 ⇒ ⑥新技術開発センターによる第2回セミナー開催 ⇒ ⑦ISO専門誌「アイソス」2011年6月号ISO31000特集の執筆依頼を受けて投稿開始 ⇒ ⑧アイソス原稿完成 ⇒ ⑨福島原発事故発生 ⇒ ⑩原発事故に対応してアイソス原稿大幅修正 ⇒ ⑪アイソス6月号発行好評 ⇒ ⑫新技術開発センターによるISO31000セミナー第3回セミナー開催好評 ⇒ ⑬新技術開発センターによるISO31000セミナー第4回セミナー開催 ⇒ ⑭ベック株式会社後援ISO31000講演会開催 ⇒ ⑮今回の著書(ISO31000活用マニアル)出版

この本に御興味のある方は、以下を開いて見てください。
http://www.techno-con.co.jp/item/250151.html
次ブログにつづきます。

書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(1)の続きを読む ≫

書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(2)

前ブログからつづきます。

新技術開発センターから出版した「ISO31000活用マニアル」の概略内容は以下のとおりです。

全6章で構成されています。第一章から第四章までは、リスクマネジメントとISOの両者に関する基礎知識です。第五章が、ISO31000要求事項の解説であり、第六章がISO31000の活用方法です。

これら六章を「まえがき」「序章」「あとがき」で挟んであります。

次ブログにつづきます。

書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(2)の続きを読む ≫

書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(1)


昨(2010)年9月以来、新技術開発センターにおいてリスクマネジメント国際規格ISO1000に関するセミナーの回を重ねてきました。該センターの御依頼をうけて今回、「ISO31000活用マニアル」を出版しました。従来のセミナーをまとめたものです。

御興味のある方は、以下を開いて見てください。
http://www.techno-con.co.jp/item/250151.html


なお、新技術開発センターのISO31000セミナーは、基礎編(規格解説)と応用編(活用法)に分けて今後も繰り返し開催します。第二回目は10/12(基礎)と10/26(応用)に開催されます。事前にこの本を購入してお読みになっておくと、セミナー内容がよく理解できます。

セミナーに御興味のある方は、以下を開いて見てください。
基礎編 http://www.techno-con.co.jp/item/17041.html
応用編 http://www.techno-con.co.jp/item/17042.html

次ブログ以降において本の内容の概略を紹介します。

書籍(本)「リスクマネジメントISO31000活用マニアル」を新技術開発センターから出版しました(1)の続きを読む ≫

福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(17)

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(16)

前ブログで鉄道の「危機管理」「事業継続計画」のことを紹介しました。

―― 今回地震によってJR東北新幹線の線路が寸断されました。しかし時速300kmで走行していた列車は、一両たりとも脱線していません。原発に対して東電さんは「地震津波は想定外の大きさ」と言っていますが、地震はJR東日本にとっても想定外の大きさだったでしょう。

―― しかしJR東日本は想定外の地震に対して、脱線事故を完璧に回避しました。これは大変大きな実績。日本の新幹線の設計は世界一であることを世界に示した好例であると思います。設計がよかったのです。

―― ところが復旧開通の日に「架線切れ」によって復旧開通できなかったことは痛恨の極み。設計はよかったが、現場がダメだったということでした。危機管理がダメだったということです。事業継続計画の実行段階においてダメだったということ。私の父親が聞いたら嘆いたことでしょう。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(15)


前ブログで述べました。「現在の天下りは、大東亜戦争敗戦前にはなかった形態であり、税金の無駄遣いという意味で国民に害をもたらす」と。しかし官僚制度は悪いことだけではありません。欠点を凌駕する利点があります。ここでは官僚の良い点を指摘します。

―― 父親から聞きました。「官僚組織は、危機が発生した場合に力を発揮する」と。私の父親は勅任官高等官二等の「鉄道官僚」でした。日頃、常々言っていました。「列車事故があった際が力の発揮時だ。事故の状況を部下とともに現場にいって観察し、その結果に基づいて復旧計画を立てることだ。肝心なことは、その計画通りに復旧することだ」と。正確な復旧計画を出してそれをその通りに実行することが鉄道官僚の力の出しどころだったのです。今の言葉でいうと「危機管理」であり「事業継承計画」です。

―― 父親は鉄道ではエリートコースの「旅客部門」に配属され、そこから出世街道を駆け上りました。事故に際しては、土木工事部門、電気工事部門などの専門家の責任者を引率して現場に急行したのだそうです。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(14)

前ブログにおいて、戦前の高級官僚は給料が極めて高かったので退職後の生活が安定しており、天下りの必要がなかったとのべました。

―― しかし現在は御存知の通りです。私の高校時代の友人は、ある大学を出て公務員試験上級職試験に合格してある公団に就職しました。彼は常々言っていました。「退職後の民間企業への天下りを楽しみにして現在の薄給に甘んじている」と。友人の言うとおり、退職前にその公団から補修工事を下請けする公団の息のかかった工事会社の社長に天下りしました。公団時代の薄給を挽回しました。この例が示す通り、現在の天下りは生活のためであるという一面は否定できません。

―― 単に生活のための再就職であるならば許容範囲に入ります。国民はそれぞれ生活権がありますから。そしてこれが高齢者の社会貢献という意味で社会の活性化のために役立つなら、さらに許せます。しかし私が知っている限りにおいては、周辺に害をもたらすケースが多いのです。なぜでしょうか? 答えは以下の通りです。

―― 官庁は民間に対する許認可権をもっています。退職する先輩官僚は後輩官僚に対して影響力を持っています。だから再就職先から後輩に対して影響力を行使することができます。この影響力は非公式なものですが、後輩官僚から見ると無視できません。このことが再就職先企業にとっては大きな魅力です。

これが周辺に害をもたらす現在の天下りです。官民癒着です。「国民が納めた税金」で再就職先企業を利することになるのですから。即ち税金の無駄使いに繋がるのですから。大東亜戦争敗戦前には無かった形態です。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(13)

前ブログで、「三代目が武力なしで」官僚になった事例を紹介しました。今回は武力行使なしで官僚になった事例です。

―― 私は我が国の官僚に対してはシンパです。即ち、敵意ではなくて味方意識をもっています。これは私が我が国官僚組織のお陰で他の人よりは精神的、かつ、物質的に恵まれた生活させていただく家庭に生まれたことに起因しています。

―― 私の親族には、戦前の親任官が1名、勅任官が6名います。名前を挙げると、親任官の曽祖父北垣国道(内務省)、直任官の祖父田邉朔郎(内務省、文部省)、父親田邉多聞(内務省)、母方祖父有賀光豊(大蔵省)、義理の伯父猪熊信二(商工省)、義理の叔父湯本武雄(大蔵省)、大叔父田邉太一(外務省)、官位は最低でも従三位であり、最高は正二位です。身内の贔屓目ではありますが、すべて有能な官僚であり、自ら旗を振って国家的プロジェクトを推進した高級官僚です。

―― 戦前は定年を迎えた高級官僚は、退職後自分が好めば「悠々自適」の生活を送ることができました。ですから戦前には現在のような「天下り」はありませんでした。その理由は①在職中の給料が極めて高く、かつ、②退職後は在職中の給料の半分相当額が「恩給」として生涯現役支給されたからです。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(12)福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(12)

前ブログで、「初代は武力で」官僚になった事例を紹介しました。今回は武力行使なしで官僚になった事例です。

―― 今回は三代目の話をします。武力なして官僚になった事例です。
私の父親田邉多聞は、東京帝国大学法学部政治学科に入学しました。卒業前に高等文官試験の行政科に合格して卒業とともに内務省に入省しました。母方祖父北垣国道と同じ内務官僚となったのです。
配属先は朝鮮総督府鉄道局でした。大東亜戦争敗戦時は、総督府交通本局南朝鮮地方交通局長をしていました。法学部の前に東大工学部機械科を卒業していましたから、技術の分かる文系高等官として肩で風を切って歩いている父親の姿は小学校三年生の私の目にも頼もしく感じました。

―― 現在は司法官試験が難関中の難関となっていますが、当時は今日の司法官試験に相当する高等文官試験法律科よりも同行政科の方が遥かに難関でした。そうでしょう。国を牛耳る官僚、すなわち政治家になれるのですから。このことは父から何度も聞きました。
高文の「法律科よりも行政科の方が難関」という事実を、今日の言葉で表現すると、「公務員上級試験の方が、司法官試験よりも難関」であるということです。
このことからお分りのように、東大法学部政治学科は、「官僚」となって「政治」をやる人材の育成機関でした。もう一度いいます。官僚が政治をするのです。これが薩長政府の作った枠組みでした。

―― 北垣国道は武力で政治を担う身分になりましたが、孫の田邉多聞はそのような苦労をすることなく、筆記試験で政治を担う身分を獲得できました。即ち武力行使なしで官僚になったのです。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(11)


 前ブログにおいて初代は高い志をもっていたと述べました。明治の官僚が高い志をもっていたことを私の曽祖父、北垣国道男爵の例で示しました。

―― 祖父田邉朔郎は、青年時代に成し遂げた京都の「びわ湖疏水」とそれに伴う世界初の事業用水力発電「蹴上発電所」、この電力を利用した「舟のケーブルカー」インクラインの成功によって名が知られています。

―― 田邉朔郎は幕臣儒者の家に生まれ、東大教授や京大教授を歴任したことから、単なる学者と思われている節がありますが、実際は内務省曽祖父北垣国道の下、内務省土木局の土木工事をした官僚技官でもありました。

―― 戊辰戦争の負組でしたが、薩長土肥の軍門に下り、太政官官僚組織の中で生きました。最終的地位は、従三位勲一等です。即ち曽祖父と祖父は武力で片や政権をとり、方や武力で政権を取られた官僚です。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(10)

前ブログにおいて、現在の官僚も武力行使を契機として交代した官僚であると述べました。但しそれまでの歴史とことなり、自分の武力ではなくて、自分の武力(旧陸軍)が招いた他人(米国)の武力で交代しました。

―― 1400年続いた我が国の官僚が自分の武力で世代交代した際に見られる一般的現象が見られます。即ち問題意識を持って武力を行使したのですから、「初代は高い志しをもった官僚だった」という現象です。自分よりも「国家」のためという高い志をもって生きていた官僚です。

―― このことを私の身内の事例で検証しましょう。
私の曽祖父北垣国道は、「生野の挙兵」の首謀者です。「このまま徳川幕府に政治を任せておくと、北海道がロシアに取られてしまう」という問題意識をもち、徳川幕府を倒さんものと農兵300を募って徳川幕府の生野代官所を武力攻撃しました。

―― すぐに制圧されましたが長州に逃げ、長州軍鳥取藩の部隊長として戊辰戦争を勝ち抜き、明治の太政官官僚のトップ近くにまで出世しました。官僚としては「内務省事務次官」。そして最終的地位は、男爵官位正二位枢密顧問官です。体を張って外国から国を守るという「高い志」を実現した貴重な「勲章」でした。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(9)

前ブログにおいて述べました。世界的みてもユニークで優れた天皇制の下で、官僚は政治家だったと。そして既得権にあぐらをかき、賞味期限が切れた官僚は、不満階層から武力攻撃をうけて政権交代してきたと。

―― 大東亜戦争前に武力で政権をとった陸軍官僚は、その武力を振り回して無謀にも米国と戦争を起こし、国土を徹底的に破壊されました。国土破壊だけでなく、国土が大幅に縮小されました。暴走した陸軍官僚の責任は大きいです。

―― 巨大官僚組織、陸軍は当然のことながら解体され、それだけでなく、陸軍と関係のない地主層、富裕層も解体されました。農地解放や公職追放や貴族廃止のことです。そして解体を受けた地主層、富裕層に代わって庶民が台頭してきました。この庶民のトップに立った階層が現在の官僚です。

―― 従来の官僚が、武力で政権をとった官僚であったことと対比して、現在の官僚は自ら武力を行使することなく、前世代の官僚、陸軍官僚が見滅した後を受けて、いわば、労せずして大きな地位を手に入れた官僚です。
しかし見方を変えると、現在の官僚も武力によって世代交代したと見ることができます。即ち大東亜戦争という武力です。他人の武力ではありますが。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(8)


福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いていますが、原発に関しては官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

―― 1400年前に天智天皇と藤原鎌足の武力によって成立した「天皇/官僚協力体制」は、結果として比較的平和裏に政権交代を可能とするいわば「平和政権交代システム」と言えます。
この意味で天皇制は世界的に見てもユニークな、優れた「政治システム」であり、1400年間このシステムを大切に守ってきた御先祖様に感謝します。

―― そして我が国が世界に誇るこのシステムの中で天皇の側近であった官僚は、現在私達が持つ官僚というイメージとは遠く、政治家でした。重要だから繰り返します。我が国の官僚は政治家だったのです。

―― 万世一系のゆるぎなき天皇、そして政治に直接拘わらない天皇の下で、天皇に代わって政治を行なう官僚が、政治家だったのです。その官僚政治家が時の移りの中で「賞味期限」が切れたときに、別の集団が武力で「既存官僚」の座を奪い取る。1400年間、この繰り返しでした。
少なくとも鎌倉幕府(源頼朝の挙兵)、室町幕府(新田義貞の挙兵)、江戸幕府(応仁の乱)、大日本帝国(戊辰戦争)と4回は繰り返しました。これが我が国の官僚政治家制度であったと私は理解しています。

―― そして最後に武力で政権を取った官僚政治家は、大東亜戦争前の陸軍官僚でした。但し陸軍は直接武力を行使したのではなくて、武力を背景にしてその圧力で政権をとりました。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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