★無料ISO31000研究会「関ヶ原合戦に於ける家康のリスク管理」、リスクマネジメント協会田邉康雄、2013年6月29日(土)、女性就業支援セ(JR田町駅2分)
歴史と国際規格の両方を勉強できるRM協会認定研究会で、田邉康雄がリードします。御希望の方は、弊社へ御連絡を。
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来る2012年9月9日(日)に公益社団法人日本労働安全コンサルタント会が主催する研修会が開催されます。これは厚生労働大臣登録の労働安全コンサルタント、ならびに労働衛生コンサルタントを対象とした研修会です。分かり易くいうと、労働安全衛生のプロを対象とした研修会です。
―― ここへ私田邉康雄が研修講師の一人として選任されました。これは安全プロへ'安全'を教えると言うことであり安全プロの私も身の引き締まる思いです。同時に感激しています。1994年に厚生労働大臣登録の労働安全コンサルタント試験に合格してコンサルタント会に入会して以来磨いた、この「爆発火災危険有害な化学物質の安全」分野における知識・経験が、評価されたからです。ここへ来るまで、17年かかりました。
―― ところで化学物質による労災といえば、最初に頭に浮かぶものは'慢性毒性'でしょう。それを防止するために化学物質の「管理区分」が定められています。慢性毒性による区分です。しかし今回の研修内容は、慢性毒性は後回しにして'急性毒性'を優先します。これを優先する理由は次のとおりです。すなわち急性毒性物質は恐ろしい。取扱い方をまちがうと直ちに死ぬ。慢性毒性物質も恐ろしいが、死ぬのは将来。
―― 日本労働安全コンサルタント会の研修会ですが、一般の方も参加可能です。企業、とくに化学会社の安全担当者は是非御参加ください。開催時間は、9:45~16.45であり、4人の研修講師がしゃべります。私はその一人であり、持ち時間は一時間半です。他の研修講師の話も大変参考になるものばかりです。私も毎年受講していますが、安全の仕事に大いに役立っています。
―― 会費は以下の通り。
会員: 11,000円
非会員:20,000円。
いずれ該コンサルタント会のホームーページに載るので、内容を確認してください。
http://www.jashcon.or.jp/
あるいは、私田邉康雄に電話または電子メールでお問合わせください。
電話 03-3776-2495
電子メール tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp
★爆発火災危険有害な化学物質の安全な取扱いの基礎【9月9日】大阪JR桜ノ宮駅徒歩1分リバーサイドホテル 公益社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会研修会 講師は弊社代表田邉康雄の続きを読む ≫
前ブログにつづいて、分科会長の私が考えている私案を開示しています。前ブログの「6)」から続きます。
7) 分科会が策定した評価基準をJRMRが、JTTASホームページにおいて公表する。
8) 自己宣言を評価してもらいたい企業は、JTTASに申請する。
9) 申請を受けたJTTASは、これをJRMRの「ISO31000自己宣言評価基準準備分科会」に依頼する。
10) 当該分科会が評価を実施するに当たっては、それを当該分科会所属会員に依頼する。
11) 依頼を受けた会員は現地を訪問し、評価基準に照らし合わせて評価し、その評価結果を分科会に報告する。
12) 報告を受けた分科会は、報告内容が予め定めた基準に適合していることを確認した上でJRMRを通じてJTTAS理事会に諮り、その承認を得てJTTASの名の下に「自己宣言のISO31000適合証明書」を無料で発行する。
長くなるので、続きは次ブログに譲ります。
さて日本工業技術振興協会(JTTAS)の自己宣言評価事業の話に入ります。私田邉康雄が「ISO31000自己宣言評価基準準備分科会」の分科会長を引き受けたことはすでに紹介しました。
―― 今後は分科会において「証明事業」のスキームを策定する運びになります。まだ決定していませんが、分科会長を拝命した田邉康雄の構想(私案)は以下の通りです。即ち――、
1) JTTASのJRMRは、予め評価基準を策定する。
2) その策定は「評価基準準備分科会」に依頼する。
3) 依頼を受けた分科会は、規格の「個別」条項への適合は重視せず、「全体」としての適合を重視する。
4) 全体としての適合を重視するに当たっては、「規格は理想論を掲げている」と理解し、完全性を求めるのではなく、不完全なものを完全なものに「近づける努力」をしている姿を高く評価する。言い換えると、「個別企業特有の経営リスクを発見し、そのリスクを低減する活動」を重視する。
長くなるので、続きは次ブログに譲ります。
3、4回前のブログにおいて「自律的リスクマネジメント活動を実施したい」と願望をもつ化学会社が多いと述べました。この願望を満たすものは「自己宣言」です。
―― ここでいう化学会社とは、
これは、所謂総合化学会社だけを意味している訳ではありません。
―― 化学会社とは?
ここでは化学物質を使用して商品を製造している企業のことを言います。そしてほとんどの製造業は、大なり小なり化学物質を使用していますから、対象は全製造業ということになります。
前ブログにおいて「外部からチェックをしてもらいたいが、それに翻弄されるのは困る」という御意向が強い傾向があることを紹介しました。
―― 補助金は欲しい。しかし口出しは困る。
これは昨日民放テレビの座談会で聞いた地方の村長さんたちの声でした。結局、口出しは困るので補助金は受けず、村民の自主的努力によって補助金を受ける以上の実質的効果が上がったト説明していました。
―― 似ているな・・・。
と、思いながら見ていました。
「外部からチェックをしてもらいたいが、それに翻弄されるのは困る」
との傾向と似ているからでした。
前ブログにおいて、「自社のリスクマネジメントをさらに強化したいと望む化学会社が多い」と述べました。そこで私が独自に調査した結果、以下のことが伺い知れました。即ち――、
ISO31000を利用して自社の自律的リスクマネジメント活動を実施したい。
1) 自社のリスクマネジメント「活動」の継続性を維持するための「外部チェック」が欲しい、しかし
2) その「外部チェック」によって自社の「活動」が翻弄されたくない。
この二点です。
―― 外部チェックによって活動が翻弄される典型的な例は、ISO9001等のISOMS認証/登録を継続するための審査です。審査機関の審査員が年に1乃至2回訪問してきます。よい審査員に出会えばよいのですが、そうでない審査員が来た場合には「翻弄」されてしまいます。
―― 生物の種において、その中のどんな個体に「もばらつき」があるように、審査員にもその力量において「ばらつき」が存在します。ですから、力量の不十分な審査員が来る事態を避けることはできません。なぜならなら、個々の審査員も生物の中の個体ですから。
前ブログにおいて「ポケット版の購入をお勧めする」と書きました。これを使って英文を参照しながらJISQ31000を読むと、その内容がよく分かります。さて――、
―― ISO31000は、その適用範囲の条項において「認証に用いることを意図したものではない」と明記しています。従って既存のISOMS審査機関による認証/登録は有り得ません。
そのことは、先月(1月28日)日本規格協会によって開催されたISO31000規格説明会において講師の三菱総研野口和彦先生も強調されていました。「認証には使えない」と。
―― この説明会において三菱化学や旭化成の人が質問に立つなど、製造業、とくに化学会社の人々の関心の高さが伺い知れました。即ち、この規格を利用して自社のリスクマネジメントをさらに強化したいと望む化学会社が多いことが伺い知れました。
公益社団法人日本工業技術振興協会(JTTAS)の話をしています。自己宣言評価基準準備分科会長を引受けたことを紹介しました。
―― 話しもどして
前ブログにおいて「日本文JISQ31000に、英文ISO31000が添付されていない」と紹介しました。このことは正しいのですが、補足とお勧めを付け加えます。
―― お勧めは、ポケット版です。
日本規格協会から、2010年12月に英文付JISQ31000が発行されました。これは、ポケット版「対訳ISO31000:2009」と呼称されています。
―― このブログを御覧になっている皆様へは、これを購入されることをお勧めします。大きな書店にはISO9001やISO14001と並んでいます。付属書Aも、付属書Bもついています。
途中ですが、話を原点にします。今、公益社団法人日本工業技術振興協会(JTTAS)のリスクマネジメント研究会の話をしているのです。御記憶の通り、本リリーズの冒頭「JTTASの事業へ-1」において、リスクマネジメント研究会の「自己宣言評価基準」準備分科会の分科会長就任を依頼されたことを紹介しました。
―― そして去る2011年2月9日に開催されたリスクマネジメント研究会において私田邉康雄の「分科会長」就任が正式に確認されました。同時にリスクマネジメント研究会「運営委員」にも選出されました。
―― 分科会長就任の決意
リスクマネジメント研究会の席上で分科会長就任の決意を文書にして発表しました。
―― 決意の内容
一言で表現すると、公益法人としての公益性を尊び、私利私欲なく献身的に貢献するということです。そして「狙う所」は、リスクマネジメントレベル向上を通じた我が国工業技術の振興です。そして工業技術の振興を通じて生涯現役エンジニアの育成と活用を図るというものです。
―― 壮大な計画ですが、私田邉康雄人生最後の貢献と思って、エンジニアに限定せず、本格的な高齢化社会を迎える後進者のために、「生涯現役」の道を開拓します。道半ばにして身体が物理的に倒れ、阿弥陀如来様の御許に参上するかもしれませんが、そうなっても悔いはありません。
前ブログにおいて「困ったものだ」と述べました。JISQ31000を取り寄せたら、英文ISO31000が添付されていないことを「困った」と言ったのです。
―― 英文がついていないので、英文ISO31000は別に取り寄せることになります。これは本当に困ります。
―― なぜ困るか?
JISQ31000序文の冒頭に「この規格は、2009年に第一版として発行されたISO31000を基に、技術的内容及び構成を変更することなく作成した日本工業規格である」と明記してあります。これは「翻訳文に疑義がある時はISO原文に準拠してください」と言っているのです。
―― 実際、JISQ31000が発行される前のISO31000英和対訳本では、その冒頭に以下の記述があります。即ち「翻訳文に疑義がある時はISO原文に準拠してください。日本語のみを使用して生じた不都合な事態に関しては、当協会は一切責任を負うものではありません」と。
前ブログにおいて「日本語だけを見ることの危険性」について、私の見解を述べました。
――JISQ31000
を、発行元の日本規格協会から取り寄せてみました。
―― すると、なんとしたことか英文が添付されていません。これでは、「日本語だけを見る」結果になってしまいます。念のために言いますが、JISQ31000は日本規格ですが、ISO31000の訳文です。日本独自の規格ではありません。
「JISQ31000だけをみて、ISO31000を理解してはダメ」
と、私が言っているのにこれでは環境が整っていません。これは困ったことです。
―― この環境においては、多くの人が原文を見ずに日本語だけでJISQ31000を理解する羽目に陥ってしまいます。本当に困ったことです。
前ブログにおいて「ISO31000自己宣言評価基準準備分科会」の分科会員を募集するが、選考基準は三項目あることを紹介しました。それを一項目ずつ説明します。
―― 英文で理解する力量
を、ます最初に説明します。
具体的には「ISO31000規格の英文を理解し、この英文を日本語で顧客企業に説明できる力量」です。
―― ISO31000の原文の一つは英語
です。そして英語版からその日本語訳がJISQ31000として発行されました。しかしJISQ31000だけを見てISO31000を理解することは危険なのです。
―― なぜ危険か?
その理由を説明します。
以下の三種類の英単語を例に取りましょう。「Administration」、「Control」、そして「Management」の三つです。
これらは全て「管理」と訳されることが多いのです。ですから、もともと異なっていた英文の意味が日本語になった際、その差異が読み取れないのです。これが危険なのです。
前欄で無償役務提供のことを紹介しました。役務とは、「ISO31000自己宣言評価基準」を策定するための実作業です。これを同基準の「準備分科会」の分科会長として私田邉康雄が実施します。
―― 今後JTTAS会員、かつ、JRMR会員の中から分科会員を募集することになりますが、この分科会員に必要とされる力量は以下の通りです。
1) ISO31000規格の英文を理解し、この英文を日本語で顧客企業に説明できる力量
2) 豊富なISOMS審査経験に基づく顧客企業をコンサルティングしながら評価をする力量、
3) 自分の専門分野のリスクアセスメント実務経験に基づく顧客企業をコンサルティングしながら評価する力量
以上の力量に関しては、応募者を私、分科会長が面接して定性的に判断し、専攻します。
―― もっとも重要なことは、応募した分科会員が提供する分科会役務への対価は期待しないということです。このことは分科会長が無償役務提供をしているので、当然のことです。分科会長と同様に、先行投資として役務提供を考えられる人だけが選考の対象です。
前ブログにおいて、私田邉康雄が公益法人JTTASに対して「無償で協力する」と約束したことを紹介しました。無償協力とは具体的には、無償「役務提供」です。
―― この役務無償提供は、有限会社田辺コンサルタント・グループにとっては、先行投資としいう意味があります。
―― 経済力の小さい弊社には、不確実性の高い「危ない事業」に、リスクを取って資金を投資する余裕はありません。敢えて投資するとすれば、銀行から借入れて投資する他はありません。
その場合は必ず資金を回収する必要があります。しかし。役務ならば後で回収する必要はありません。その間、「只働き」をしたと思えばよいのです。