品川区大田区中小企業様のお役に立つISOコンサルタント田邉康雄(14)
前ブログにおいて「下請中小企業は、納入先である大企業の顧客満足を得ない限り、生きて行けない」と述べました。
―― 私は、大企業に目を覚ましてほしいと思っています。下請中小企業が役に立たないと思っているISO9001を、中小企業に押し付けることは辞めてほしい」と。
―― その目的でこのブログを発信しています。大企業の上層部は、ISO9001のことは「決して」評価してはいません。世の中がISOだ、ISOだと言っているから止むを得ず認証/登録しているに過ぎません。ですから、ISO担当者が良く勉強して上層部に意見具申することを期待しています。
しかしながら、それは無理でしょう。ISO担当者には所謂実力者が居ないのです。それに加えてISO9001取得の必要がなくなれば、ISO担当者は失業の憂き目に会うという事情があります。自分で自分の首を絞めるような意見具申が、できる訳はありません。
ここで一旦、この連載を中断して次回はリスクマネジメント国際規格、ISO31000に関する連載をします。