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ISOコンサルティングの記事一覧

田邉康雄リスクマネジメントの国際規格ISO31000自己宣言コンサルタント(1)


 品川区大田区中小企業のお役に立つISOコンサルタント田邉康雄の連載をしていましたが、一時中断してリスクマネジメントのISO31000の連載に切り替えます。

 ―― 「リスクマネジメント」という言葉があります。
また「危機管理」という言葉もあります。両者は同じものだという人もいます。しかしここでは、危機 管理はリスクマネジメントの一部であるという立場をとります。即ちリスクマネジメントの方が上位概念であるという立場をとります。

 ―― 佐々淳行さん
 は、危機管理の専門家として著名です。浅間山荘事件を指揮された方として、私は尊敬申し上げております。私の記憶の中には「突撃せよ」の命令を下した指揮官として残っています。

 ―― この佐々淳行さん御本人は危機管理という言葉を使用されています。佐々さんは、「危機管理」を広い意味で使用されているので、私は佐々淳行さんがなさっておられることは、リスクマネジメントではないかと思っています。

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品川区大田区中小企業様のお役に立つISOコンサルタント田邉康雄(7)


 前ブログで「低減した50万円に意味があるか?」と述べました――。
パッケージ化されたISOマニュアルを受け入れたことによって低減された審査/登録に係る費用のことです。

 ―― このパッケージが曲者(くせもの)です。なぜなら企業は、そのパッケージの中でしか活動できないからです。
 しかもその活動は、従来から中小企業がやってきた活動とは関係のない活動です。いわゆる「地球に優しい」とされている活動を、ISOコンサルタントの指導のままに「そんなものか」と受け入れるケースが多いのです。

 ―― その活動からは、何ら発展性がありません。発展性がないどころか、自分で自分の首を絞めてしまいます。

 ―― 認証/登録から三年経ると、登録更新の時期がきます。その時「高い費用を払っているのに、ISOは何の役にも立たない」との御不満が社内に噴出してきます。「役に立たないどころか、維持が困難だ」との御不満もでてきます。

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品川区大田区中小企業様のお役に立つISOコンサルタント田邉康雄(6)


 前ブログで「コンサルティング費用が安くなります」と述べました。しかし――。

 ―― 全ISO料金を考えてみましょう。
 この方法によって確かにコンサルティング費用は低減します。しかしコンサルタントには関係のない審査/登録費用が低減する訳ではありません。

 ―― この費用は、10~20名程度の中小企業なら、150万円前後です。この中には多くの場合、内部監査員の養成研修を含みます。通常はISOコンサルタントが一年間の指導を行なって審査/登録に持ち込みます。

 ―― コンサルティング費用も審査/登録と同じ程度の150万円が平均的です。しかしパッケージを売り込めば半分の半年間で済みます。するとコンサルティング費用は(固定費がありますから半分にまでは下がりませんが)、100万円程度には下がります。

 ―― 審査/登録と総額は150万円+150万円=300万円から、150万円+100万円=250万円に50万円だけ下がります。しかしこの50万円に意味があるでしょうか。

 次ブログに続きます。

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