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・気持ち・

先日、事務所の大掃除をしていたところ私の履歴書のコピーが出できました。その中で会計事務所側からの質問内容の「将来どのような税理士になりたいですか?」との問いに、私は「お客様に頼られる税理士になりたい」と書いてありました。この私の回答は当時そこまで深い意味はなく、面接するにあたって当たり障りの無い非常に保守的な回答だったと思います。その証拠に先日この履歴書が発見された時自分はこんな事を書いたのかなと思うぐらい印象に残っておりませんでした。

この会計事務所に入社して1年2ヶ月が経過致しました。まだまだ仕事については日々苦戦しております。法人の決算についてはもう少し正確に手際よくできるのではないだろうか、個人の確定申告についてもどうしたら無駄な残業をなくせるだろうか、なんと1年2ヶ月経過してコピー用紙の裏をもう一度コピーに使いまわす事がようやく馴染んできたほどです。これら苦戦の毎日の中で一番楽しくそして苦労する仕事は私にとってお客様を目の前にした打合せ等です。お客様がどのような事に悩んでいて不安に感じているのか。そしてその事についてどのような対策を講じればよいのか、つまりお客様が心から満足してくれるのか、このような対策を考えてる際は時に苦痛ですが、会心の対策案を提示してお客様に満足して頂ける瞬間はこの仕事をしていて一番楽しい時でもあります。そういった意味でこのブログの冒頭の「お客様に頼られる税理士になりたい」というのは日々の仕事を通じて自覚してきました。

税理士業に限らず、人と接する仕事全般に言える事だと私は思うのですが、人を思いやる、気持ちを汲む事が、当たり前ですが非常に大事な事だと切に感じております。法人税や消費税の申告できなくても問題ございません。お客様と一緒に悩んで解決していく事ができれば・・・・・やはり最低税金の申告ができないと問題ですね。これからも悩んで一生懸命勉強していきたいと思います。

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