☆☆ 見栄ない消費者 ☆☆
今年のヒット商品を分析すると「見栄ない消費者」の存在という新しい動きが
あるようです。
価値観の多様化、所得格差の拡大により消費者はばらけマス市場の塊はな
くなり大型ヒットが生まれにくい「消費者が見えない」状態になってきているよ
うです。
そんな中で世界景気の減速を受けて質・味にはこだわるが見栄えよりも価格
を優先する「見栄ない消費者」が出現したとのことです。
老舗が製造している「訳あり煎餅」、価格は高目ですが省エネタイプの白物
家電や電池が売上を伸ばしました。
他にも、アンケートを取っても返ってこない所与の条件として受け入れられて
いた潜在的なニーズであるシャープペンの偏減りを解消した「クルトガ」など
など・・・
かゆいところに手が届くキメ細かさがヒットのポイントになっているのだなと思
います。これは仕事にも共通する重要なことであると再認識した次第です。
さて来年はどんなヒット商品が生まれるのか今から楽しみです。