草食系男子
7月になり、爽やかな陽気となってきました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
最近、雑誌やテレビで見聞きしますところ、どうやら昨今は、「草食系男子」なる男衆が巷にあふれているそうでございます。
これは、ガツガツした欲を持たず、過度の消費を好まず、異性にも興味が薄い
・・・といった特徴を持った今時の男子共を指す言葉のようですね。
あまり関係ありませんが、動物界で角を持つものは草食系動物ばかりなんですね。
牛や鹿、犀など、かれらは立派な角を持っています。おとなしい印象の草食動物も、彼らは彼らで、角付き合わせた戦いの中にいるのかも知しれません。
あまり関係ありませんが、想像上の怪物、例えば鬼や龍なども角を持っております。もしや彼らも草食なのでしょうか?
人食い鬼が、実はベジタリアンだったらちょっと拍子抜けです。
あまり関係ありませんが、もしかしたら、人間は、草食動物に本能的な恐怖を覚えていたのかもしれません。
それが投影されたものが、鬼などの想像上の怪物なのではないでしょうか?
特に日本人のような農耕民族は、農作物を荒らす草食獣に、むしろ肉食獣より強い恐れを感じていたのではないでしょうか。
ということは、ここでひとつの仮説が生まれます。
つまり、「草食系男子は鬼である。」というものです。
欲が無く、消費をしない。彼らはまさに、資本主義・消費社会における鬼と呼んでも過言ではないのでしょうか? 過言ですか?すみません。