いよいよ総選挙
税理士を目指すものであれば誰もが、この日のために過ごしているといっても過言ではない税理士試験が、いよいよ明日に迫ってきました。
当事務所も現在所長と私を除く全員が、最後の追い込みのために休みを取り、必死の日々です。
普段は活気の溢れる所内ですが、この時期ばかりはさすがに「シ~ン」と静まりかえっています。
衆議院がさる21日にやっと解散しました。総選挙の投票日もさることながら、公示日も気になっていました。試験後の8/18で本当に良かったです。参議院議員選挙はいつも7月。自分が受験の時も専門学校での授業や自習中に候補者連呼の大音響。正直敵わなかったですから。
受験生の皆さん、頑張ってください!
さて、今回の選挙のマニフェストも2大政党は出揃いました。この財政が苦しい中、両党とも景気のいい話が並んでいます。子供手当や高速道路無料・ガソリン暫定税率廃止に農業戸別所得補償や法人税率軽減。対するは幼児教育無料化や高校・大学生への給付型奨学金などなど。我が家は小さい子供を抱えておりますので非常に助かりますが、本当にこの先は大丈夫なのかと不安にもなります。
一方では官僚支配から生ずる種々の無駄づかいをなくすという政策には大賛成です。末端の職員が必死に身を粉にして頑張っているのを横目に、キャリアなんだから当たり前とばかりに、訳の分からない団体への予算付けや、帳尻あわせの予算消化など、この手の報道を目にするにつけ不快感がつのります。いつも看板ばかりが立派になってるだけなんですから、ぜひとも抵抗に屈することなく徹底的に断行してもらいたいものです。
しかし何よりも期待したいことは経済政策ですね。ここまで進行してしまったデフレをどう改善するのか、様々な公約が並んでいますが、この点を重点課題として取り組んでいただきたいものです。
我々のクライアントも、大手企業からの下請け叩きが多く、結果給料は減り、消費は細り、そして受注は減少していく。まさに負のスパイラルです。
大胆な経済成長のための施策を断行し、かつ国民が安心して消費を行うことができる環境作りを行ってもらえるような政党・候補者に清き1票を投じてきます!(あるのかなぁ・・・。いやいやあることを信じて!)