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慷慨

先日の帰宅途中の電車内でのお話ですが、その日もいつも通り新宿駅から急行小田原行きに乗車し帰宅しておりました。その日は金曜日で時間も夜の9時近くということもあったので、とにかく電車内は混み合っておりました。さらに新宿から代々木上原、下北沢に停車するにつれて人がどんどん乗車してきます。そして下北沢を出発する頃には身動きがとれないくらい電車内は混み合っておりました。そんな窮屈な状態をしばらく我慢して帰宅駅に到着しました。しかし、今度はいざ降車しようとしてもなかなか人がどいてくれず、降車できません。少しづつ背中で人を押しながら降車しようとした時、事件が起こりました。
ドンッ!という音と共に右足に何かが。変な中年の女性に思いっきり足を踏まれたのです。その時の女性の顔は卑屈に満ち溢れておりました。そして私は痛いというよりビックリ‥‥っというか怒り。
腕をつかんで駅に降ろそうと思ったのですが、相手は女性。何もできず、降車しました。何かされて何も出来ないこと程、窮屈なことはなかった瞬間でした。まだ、電車の窮屈の方がましです。あの時の事を思うと今でも憤りを覚えます。次にこの様な事が起こっても何か対策を考えなければなりません。自分を守るためです。

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