二月ですね。
寒さも厳しい今日この頃、皆様、いかがお過ごしですか?
先日、埼京線の電車に乗っておりました。電車が池袋駅で停車した折、ふと外を見ると、ホームに大きめの横断幕が掛かっておりました。
まあ、駅に横断幕が掛かっている光景なんてものは、案外よく目にするものです。
大抵は、「祝!甲子園出場!!〇×高校」とか、「ホームではポイ捨て禁止!」...といった、微笑ましいものが多いですね。
そんななかで、先日目にした池袋駅の横断幕は、若干の異彩を放っておりました。
「おいチカン!いい加減にしろよ!おいチカン!!」
こんな横断幕でございました。
鉄道関係者各位の、チカン共に対する苛立ちがストレートに表された秀作です。わたくしも、何やら心洗われる気持ちになったものです。
しかしこれ程までに、蛇蝎の如く嫌われるチカン行為。なぜ無くならないのでしょうね。
私見ですが、わたくしはその呼び方にも一因があると思います。
漢字で書くと痴漢。「痴れた漢(おとこ)。」です。なにやら文学の香りすらしますね。
芥川龍之介あたりが、短編で書いてそうです。これでは若者の痴漢化は止まりません。
呼称に、もう少しバッサリ感が欲しいところです。「無職」を「ニート」、「児童性愛者」を「ロリコン」と呼ぶようなバッサリ感です。(その意味では、「ゴキブリ」は秀逸な語感ですね。)
「エロボケ」とか、「クズテツ」なんて呼び名にすれば、少しは減ったりしないでしょうかね。
どうでしょう?JRさん。