◎◎ 日本経済の明るい未来へ ◎◎
徳川家広著「バブルの興亡」講談社を読みました。
この本はバブル発生のメカニズムを、過去の世界のバブル発生を例に取り、詳細に証明しています。
人間の欲望や民族の万能感、金融システムとのシナジー効果、そして諸外国の経済状況が相まってバブルが発生するようです。
そして日本は、 2011年以降バブルが発生する準備が整って来ていると書かれています。
バブルが崩壊した場合、日本は荒廃した社会に成る可能性が有りますが、その対処方法も記載されています。
バブルを潰すのではなく、消費税アップによるソフトランディングを民主党政権が取れれば、日本経済を迅速に成長軌道に乗せ直すことが可能であり、最良の結果との事でした。
我々は世界経済の大波の中に身を置き生活しています。
一人ひとりは力が弱く全体経済へは何の影響力も有りませんが、今後起こる事が予想出来れば、より良く成るような手が打てるはずです。
個人の利益ではなく世界の未来のために、我々は出来る事を一つひとつ成し遂げて行く必要が有りそうです。