「 愚かな戦争を止め、平和を願う! 」
R.P.ファインマン著、大貫昌子訳〔ご冗談でしょう、ファインマンさん〕の上下巻、岩波現代文庫を読みました。
この本はノーベル物理学賞を受賞した本人が、子供の頃からノーベル賞受賞後の一時期まで、物理学の研究や趣味等、興味を持った物事に対してどう対処したかが回顧されています。
やはりノーベル賞受賞者の例にもれず、専門の学問以外の数学、天文学、哲学、宗教、絵画楽器演奏等の芸術に深く興味を示し、関わっていました。
本人の生き方は、驚く心を失わず、人の目を気にせず、伸び伸びと自分の生きたいように生きました。
このファインマンさんは原子爆弾を作った一人ですが、このブログをアップした八月六日は広島被爆の日です。
優秀な物理学者が人類を進歩させるための発明発見が、生物の殺傷や人類の絶滅に繋がらないよう願うばかりです。