弥生会計で消費税~非課税ってどんなもの?その3
消費税が非課税となる取引には、つぎのようなものがあります。
利子、信用の保証料や保険料など
公社債や貸付金、預金などの利子、一定の投資信託等の収益分配金などは非課税となります。
手形の割引料は非課税となりますが、売上割引・仕入割引は消費税法上では値引きの取り扱いとなりますので課税となります。売上割引・仕入割引とは売掛金・買掛金の決済日前に支払が行われたことに対する利息相当額の返金のことです。
割賦販売における割賦手数料も利息相当額になりますが、こちらは契約においてその金額が明示されている必要があります。
保証料には信用保証料、物上保証料が挙げられます。信用の保証料とは、信用保証協会が頭に浮かぶと思いますが、他者の借入金の保証人となることへの対価です。物上保証料は、他社の借入金のために自分の担保資産を提供することへの対価です。
生命保険料や損害保険料、共済掛金なども非課税となりますが、保険代理店が受け取る代理店手数料などは課税となります。