アストラットは、企業のスタート時から一貫して
社長を支援するプロフェッショナル集団です。
起業するにあたって、まず大きく2つの道があります。
たとえば、会社を作って起業するというのは一つの方法です。もう1つの方法が、個人事業として起業するという方法です。
大きな違いとしては、会社を作るということが今非常に簡単になってきておりますので、「会社を作るハードルというのが非常に下がってきている」というのをまず覚えておいて下さい。
そのような中で、「長期的に事業をしていく」、「大きく事業をしていく」、という場合であれば、会社という形態は非常に向いています。
たとえば人を雇っていく、会社としてお金を借りていく、取引先をどんどん増やしていく、という場合には法人の方が非常に向いています。
ただ、個人事業の場合の方が向いている、という事もありまして、「小さく始めていって、あまり儲からないような商売を地道に長く続けていく」、ということであれば、個人事業の方が向いている場合があります。
「将来自分がどこを目指しているのか」というのを始めに考える、という事が必要になってきます。
そのような中で、「ゴールの設定」というのをひとつ考えてみましょう。
会社として事業を始めた場合に限定して考えてみますが、会社のゴールとしては3つが考えられます。
1つは「会社の株式の上場」です。株式が売り買いできるようになると一つのゴールと言えます。たとえば、自分が株式を売り払ってしまって、他の経営者に任せていくという選択肢を取ることが出来ます。
もう1つは「会社の売却」です。会社の売却をすることによって、自分が今まで育ててきた会社をお金に換えることが出来て、自分が抜けることが出来る。ひとつのゴールの形態です。
もう1つは「会社の自動化」です。会社が自動的に回っていくような仕組みを作る事が出来れば自分がいなくても会社がどんどんと成長していく。こういった状態を作ることが出来ます。
実は自分がどのゴールを目指すのか、で会社の経営というのは大きく変わってきます。
たとえば、会社の上場や売却を目指す、という場合であれば節税などをやり過ぎてしまうと実はそれが難しくなってしまうということが起きてきます。
たとえば、会社を自動化して自分がいなくても回っていく仕組みを作っていく時に必要なのは中間管理職をどんどんと育てていって、従業員を育てていく。そういった事が非常に重要になってきます。
そのようなゴールの設定をすることによって、自分が今何をしなければいけないのか、というのが明確になってきます。こういったことが明確になってきますと、会社の進み方というのは非常に早くなってきますので無駄な投資をすることがなくなって、会社がどんどんと成長していきます。
最初のうちからこうゆう事を考えておきますと、会社が非常に成功しやすいと思います。