保険を考える上で重要なのは「L・R・F」という視点、そして出口である請求を見据えた定期的なメンテナンスが必要と説明させていただきました。
これを実現するには生命保険や損害保険という枠にとらわれない観点が大切です。場合によっては、社会保険の知識も必要になってきます。
万が一、事故や災害が生じた際、「この保険で何が請求できるか」ではなく、「この事故や災害によって、生命保険・損害保険・社会保険によって、何をどのようにカバーできるのか?」をトータルでアドバイスできる存在が必要となってきます。
例えば交通事故に遭って入院したとします。このような場合、損害保険での請求、加害者に対しての賠償請求、自分が加入している医療保険の請求、労災保険・健康保険といった公的保険を請求することも当然考えられるでしょう。
そして、その請求先は、それぞれバラバラです。窓口にも統一性はなく、利用者の方には複雑でわかりづらいのが現状といえます。
このようなとき、それぞれの保険のプロフェッショナルを揃え、お客様にとって一元化したサービスを提供できるパートナーが、いるといないとでは、大きな差が生じます。
生命保険、損害保険、社会保険の壁を取り払うことで加入時のムリ、ムラ、ムダを排除し、同時に請求時の漏れを防ぐことが可能になるのです。
また、複数の保険会社の数多くの商品の中から、より良いものを組み合わせしてお客さまにあったオーダーメイドの提案を受けることも大切です。
繰り返しになりますが、保険は加入することがゴールではありません。
くれぐれも信頼できるパートナーをお選びください。
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