才能ではない。努力、努力、努力。
学習塾に勤めていたときに、とても重要な傾向があることに気がつきました。
成績がよい人はだいたい毎日しっかり自宅で勉強している確率が高いです。
一方、成績が芳しくない人は、大半家で勉強をしていません。
成績が芳しくない子どもが、成績がよい子どもに対して
「おまえは頭がいいからいいよなー」と言うことがしばしば見受けられましたが、
成績がよい人は頭がいいから成績がよいのではなく、
毎日ちゃんと勉強しているから、その結果成績がよいのです。
事務仕事をしている人たちを見ていると、
普段使っているワードやエクセル等でも同じことが言えます。
ワードやエクセルを使いこなしている人というのは
大抵、プライベートの時間を使ってワードやエクセルの勉強をしていた時期があります。
例えば、空き時間に本屋で立ち読みをする際、
「エクセルの秘技!」みたいな特集記事が掲載されている雑誌があると、
つい読んで勉強してしまうのです。
専門知識を多く持っている人も同じことが言えます。
頭がいいから専門知識が豊富なのではなく、
専門知識を習得する時間を取って、勉強をした時期があるから、
専門知識を持っているのです。
才能という言葉に逃げず、不断の努力をすることが私は大切だと思っています。
(「普段」じゃないです。「不断」です。)
1日や1週間では目立たない差ですが、1年間、3年間、10年間と、
年単位で見ていくと、いつの間にやらとんでもない差がついています。
とはいえ、人間というのは弱い生き物です。
これまでサボってきたというケースも多々あると思います。
過去のことを振り返っても今さら仕方がありません。
今日この瞬間から、積み重ねていきましょう。
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