規制改革会議 ~4 職業紹介制度の合理化~
規制改革会議において採り上げられる
雇用に関するテーマのご紹介第4回です。
【職業紹介制度の合理化】
議論の観点
職業紹介制度を求職者・求人者の
双方にとって使いやすいものとすることにより、
求職者と求人者のミスマッチを解消する観点
具体的な議論のテーマ
1 有料職業紹介事業の見直し
有料職業紹介事業においては、
原則として求職者から手数料等を
徴収することはできないところ、
例外として「芸能家」、「モデル」、
「年収 700 万円超の経営管理者」等については、
求職者から手数料を徴収できる。
求人者と求職者のマッチングを促進する観点から、
年収要件(700 万円超)を引き下げたり、
「経営管理者」の限定を柔軟化することとすべきではないか。
2 高卒新卒者採用の仕組みの見直し
高卒新卒者の募集については、
学校訪問は原則禁止されており、
文書募集(新聞・出版物等による募集)については、
ハローワーク等を経由してのみ
応募受付が可能である。
また、労働局によっては求人者が直接新卒者に
働きかけて応募を勧誘することも禁止されている。
高卒新卒者と求人者のマッチングを促進する観点から、
ハローワーク等を経由して
高卒新卒者を募集する仕組みを見直すべきではないか。
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