パートの労働条件通知書「昇給の有無」の落とし穴
パートタイム労働法では、パートタイマーを採用した時、
速やかにの労働条件通知書等の文書で
「昇給の有無」を明示するように定められています。
ある会社では、次のように記載されていました。
昇給の有無:契約の更新時に昇給することがある。
これですと、厳密にいうとアウトです。
ここで言う「昇給の有無」とは契約期間中に
昇給することがあるか否かということであり、
契約の切れ目の昇給の有無について明示しても
(明示するに越したことはありませんが)
法が明示してほしいことを
明示していないとなってしまいます。
明示していないとなってしまいます。
したがって、次のような記載にするとよいです。
昇給の有無:なし。ただし、契約の更新時に昇給することがある。
・・・実はコレ、ある労働局の人が、ある企業の調査時に指摘したことです。
「【契約の更新時に昇給することがある。】と書いてあるということは、
それ以外の場合は昇給しないということなんだから、
契約期間中の昇給は当然ないと読み取れるのではないか?」
と反論しましたが、「それは拡大解釈です。」とバッサリ・・・。
皆様もお気をつけください。
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