ていけん 講演会に参加しました
NPO法人 「老人ホーム評価センター」 ご存知ですか
今回の講演の題は「わが国の老人医療・介護の問題点」についてでした。
その中で、NPO法人 「老人ホーム評価センター」についての話がありましたので
御紹介します。 (日本大学大学院総合社会情報科講師 五十嵐 雅郎 様 )
このNPO法人 「老人ホーム評価センター」は2008年1月に認可された法人で、
神奈川県下の特定有料老人ホームの情報を集めて、利用者の立場に立って
分析・評価し、それを入居希望者に提供する情報機関です。
近年、首都圏を中心に数多くの有料老人ホームが建設されておりますが、
その内容は千差万別であり、
利用者の立場から見て「頼れる客観的情報を十分開示している老人ホーム」は
まだまだ少数と考えられます。
この評価センターは、神奈川県下の有料老人ホームにつき、公表資料を収集し、
ホームを実際に訪問・見学し、また経営者と面談すること等により情報を集め
「その有料老人ホームに入居して、長期的に安全であるか」、
さらに「終の棲家として、安心感が得られるかどうか」を評価して、
評価結果を、入居希望者の方に情報提供しようとする目的で設立されました。
有料老人ホームの評価は、まず公表資料を基に、さらにホームを訪問・見学し、
経営側と面談等を重ねることで補完して行う。
神奈川県下には、300以上の有料老人ホームがあるので、初めは「介護専用型」と
「入居時自立・要介護型」を優先して評価して予定。
それぞれ、チェック項目ごとに4段階の評価をし、
総合的にこのセンターの会員の合議によって評価してゆく方針です。
2008年7月7日(月) 清水 良治